Diary

秘密の話し!?


ここ数日降った雨は動植物が成長するためにはなくてはならない「恵みの雨」であることは間違いありません。しかし、乾燥して硬くなってしまった園庭を柔らかくし、砂場以外のところに穴を掘るのに丁度いい湿り具合にしてくれるため、子どもたちにとっても嬉しい恵みの雨となります。一方、思いのほか深い水たまりやありがたくないところにできた水たまりは雨が降らないとわからないため、怪我の防止、環境整備として雨が降った時に出来るだけ埋めておくようにしています。そんな訳で昨日も数か所の水たまりに土や砂を運び、平らに均しておいたのですが、雨が上がった今日、子どもたちが早速その埋め立てたところを掘り起こして川作りをしているのですから、まさに「いたちごっこ」と言うほかありません。また、春に見事な花を咲かせた桜が、今はたくさんの葉を広げ小さな実を落としているます。その小さなサクランボを女の子たちが夢中で拾い集めているのですが、広い園庭とはいえど、数に限りがあり皆が拾い始めるとあっという間になくなってしまいます。4歳児はと組のRちゃんとHちゃんは手を伸ばせば届きそうだけど届かないフェンスの向こう側に実が落ちている実が欲しくて仕方なく、どこからか見つけてきた棒を巧みに使って拾おうとしていました。これまでならそんな子どもたちの思いを満たしてあげるように散歩をしながらみんなで拾いに出かけるなんてことも出来て(して)いましたが、そんな散歩もしていいのかどうか考え躊躇してしまう日々が続いています。何とも寂しい限りです。
 さて、新聞報道などをご覧になって多くのかたがご存知かと思いますが、スポーツ庁が、運動時のマスク着用は十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症のリスクが指摘されているため「体育の授業での着用の必要はない」との見解を示しました。そのため、屋外で子どもたちと過ごしている時は、ある程度の距離を保つことが出来ていれば先生たちもマスクを着用しなくてもいいかと思ったのですが、先生たちも外したい気持ちは山々だけど、マスクに隠されていない顔の上半分は大丈夫でもマスクで隠されている顔の下の部分は見せられない秘密が隠されているのだとか・・・。そんなことも知らず軽はずみなことを言ってしまうとは、女性の心をきちんと知らなければならないことを痛感させられました。
2020年05月22日(金) No.2809 (園長日記)

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