Diary

明るい出口が見えることを願いながら・・・。


先週は強い風が吹くと砂埃が立つほどカラカラに乾燥していた園庭も畑も朝から降り続いた雨のお陰で乾いたところが全くなくなりました。それどころか、あちこちに水たまりができ、そこから溢れ出した水が川となり、落ち葉や小枝を運び、クロバーに引っ掛かるなどしてあちこちに小さな天然のダムを作っていました。この小さなダムによって全ての水が園外に流れてしまうのではなく動植物たちに潤いを与えていること、また、近年大雨によって起こる土砂災害の一因が山の乱開発や荒廃、洪水は橋に流れ着いた木などによって起こると、そして、それを防ぐヒントを見たような気がします。
 さて、話は一転しますが、教会で「クリスマス」「イースター(復活祭)」とともに大切な行事として祝われる「ペンテコステ」は、ギリシア語で「50日目・50番目の日」を意味するそうです。イースターから50日目、イエス様の弟子たちに天から聖霊がくだり、その聖霊の力によっていろいろな国の言葉を話すことができるようになった弟子たちが、宣教のために世界中に散らばったことで教会が誕生した日とされるため今年も5/31にペンテコステ(聖霊降臨日)」が祝われます。そんな時期なのに、全国のキリスト教保育連盟に加盟する多くの施設、そこで勤務する先生たちに読まれている月刊誌「キリスト教保育」6月号に広島市のある幼稚園のクリスマスの実践や歌われている賛美歌などが紹介されています。夏どころか、梅雨にも入っていないのに半年以上先の行事が取り上げられているのは、それだけニーズがあるということ、それだけ時間をかけて準備をしなければならないということの現れなのでしょう。しかし、毎年クリスマスの時期はインフルエンザが流行りページェント(聖誕劇)を作り上げるのに悩まされる時期となります。先生たちはそこにコロナウイルス の第二波・第三波が重ならないこと無事に行えることを今から祈っています。
2020年05月19日(火) No.2806 (園長日記)

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