Diary

命の躍動感


昨日先生たちが夕方までかかってマルチシートを張った畑の畝に3・4歳児の子どもたちが先生たちと一緒に様々な野菜の苗を植えていましたが、その隣の畑では5歳児ののぞみ組・めぐみ組のM先生とS先生が畝を立て、マルチシート張り、そこに子どもたちが苗を植える手伝いをしていました。そして苗を支えるための支柱も建てられたことにより一週間前まで何もなかった園庭の一角が一気に命が吹き込まれ、生命感が漲り出したことを感じます。それに比例するかのように昨年キツツキが桜の木に開けた穴(巣)からアオダイショウが顔を出し、背中が青紫色、お腹がオレンジ色の綺麗な鳥が飛んで来るなど園のあちこちで命の躍動が感じられます。アオダイショウも綺麗な鳥も餌を求め保育園にやってきているのかと思うので反対に捕食される生き物もいて、それにより自然界が保たれているこということ。不思議であり、素晴らしいと思います。
さて、お天気が悪い時、給食を食べている時、お昼寝をしている時以外、連日子どもたちの声が響く園庭。この頃は日も長くなり、夕方でも暖かいこともあり役場から聞こえてくる5時のサイレンがなっても外で遊ぶ姿が見られます。今日の夕方、砂場に黄色のおもちゃだけが散らばっているので、何があったのかと思いきや、黄色いクラス帽を被った5歳児めぐみ組のT君が水を入れたジョウロ持って登場し一人夢中で遊んでいました。一方、毎年子どもたちが夢中で虫を探す園庭の片隅で今年もめぐみ組のT君やのぞみ組のS君が4歳児はと組のR君たちとダンゴムシを探していました。今年も、たくさんのダンゴムシが捕まえられ、たくさん死んでしまうことが起きること間違いありません。これも自然界が保たれるために必要なことなのでしょう。
2020年05月14日(木) No.2803 (園長日記)

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