Diary

農業の日


例年なら5歳児たちが田んぼの泥に足をとられ泥だらけになりながらHさんの田んぼで田植えをさせてもらっていましたが、今年は登園自粛にご協力下さっているご家庭(お休みしている子どもたち)が多いこともあるので、行事の経験に差ができないことなど様々なことを考慮し、先生たちが代わりに田植えをさせてもらいました。のぞみ組・めぐみ組の子どもたちは担任の先生たちから、田植えができない経緯を伝えてもらい納得してくれたのでしょう、他の年齢の子どもたちと田んぼを見下ろせるフェンスのところに並び「◯◯先生頑張れ〜!」と声援を送ってくれました。先生たちがそんな多くの視線と声援を受けながら心を込めて植えてくれた苗がスクスク育つこと、そして秋にはみんなで稲刈りをさせてもらえることを願い祈りながら過ごさなければ思っていますが、田んぼの先生(持ち主)のHさんから「田んぼの様子を時々見ておいてください」との宿題を忘れないようにしなければ・・・。
 一方、午後は園庭の土埃が舞うような強い風が吹く中、先日遊具の滑り台を修理して下さったYさんが園庭の一角にトマトとナスの苗を植えにきてくださいました。約束通り数日前から下準備をしていたので土は柔らかくなっていたものの、ビニールの屋根を張るアーチを立てるための穴を掘るのに四苦八苦。それでも先生たちが手伝ってくれたお陰で普通の保育園では見かけることがないようなトンネル型のトマトのハウスが出来上がりました。その他の畑の畝立てもお手伝いいただいたのですが、いとも簡単に作るYさんの指導通り真似て畝立てをしたつもりなのですが、似て非なる畝になってしまうのが不思議でなりません。それでも、今年は様々な肥料も入れたので(お天気次第ではありますが)、これまで以上に育ってくれることでしょう。
 日差しと風が強い中での田植えと畑作りでしたが、子どもたちのために時間を作ってくださる方々に支えて戴けていることを再認識させてもらう時間となりました。本当にありがとうございました。
2020年05月13日(水) No.2802 (園長日記)

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