Diary

頑張れそう!


3日前のこどもの日、5月5日に「立夏」を迎え、暦の上では「夏」となりました。連休明け、園庭の桜やケヤキ、ヤナギや桂などあらゆる木々が黄緑色の柔らかそうな葉を一気に広げ始め、その木々の枝で鳥たちが会話をし、シバザクラの蜜をいただくためにクロアゲハが舞い、アリが忙しそうに歩き回り、その虫たちを探し回る子どもたちの姿から、そして、このところ梅に木の下にベンチを運んだり、梅の木に登ったりしている子どもたちの姿が気になったので、「まさか!?」と思い枝に目をやれば小さな梅の実が育っているではありませんか!そうです、子どもたちは鳥や虫のように実った梅に気づき収穫しようとしていたことがわかりました。そんな様子から暦の上だけでなく、本当に初夏が到来したことを実感させられます。そして湿度もなく、程よい暖かさで過ごしやすいこの季節が一年で一番気持ちがいい時期のような気がします。一方で多くの人々がこの清々しい季節を味わうことなく過ごさなければならない現実にやりきれない思いです。この連休中、普段(これまでも)絶対に見ることのなかった、朝の連続小説を数時間だけ見ることができました。このドラマのモデルとなった人物が全国高等学校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」、阪神タイガースの応援歌として有名な「六甲おろし」を作った福島県の作曲家、古関裕而さんということもあるのか、とても興味深く見ました。そして、このドラマの主題歌を歌っているグループが好きということもあるのかもしれませんが、♪「泣いて 生まれて 響く命〜」の歌詞から始まる曲がドラマにぴったりマッチしていると思うこと、そしてコロナウイルスのニュースばかりで暗くなっている今の状況にもぴったりで、多くの方々に対するエールに感じてなりません。
2020年05月08日(金) No.2799 (園長日記)

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