Diary

「はい、わたしが園長です」


入園式から明日で一週間、そして今週月曜日の初登園から5日を迎えます。新入園児はこの時期、慣らし保育期間中ということもあり進級児より早いお迎えとなっています。中にはお仕事の都合でおじいちゃんやおばあちゃんがお迎えにお見えになることがありますが、入園説明会や入園式におじいちゃん・おばあちゃんがいらしていない場合、担任の先生はもちろん僕を含め職員と初対面ということになります。そんなこともあるのでしょう。一昨日の朝こと、1歳児I君、3歳児N君を連れてきて下さったおばあちゃんに「こちらの園の関係者ですか?」と尋ねられたので、「はい、園長です。どうぞよろしくお願いいたします」とお返事をしたところ、大慌てで「そうでしたか!?申し訳ありません」と頭を下げられました。どこからどう見ても園長になど見えない風貌を考えれば当然のことですし、園長だからといって偉い訳でも何でもありません。これまでも飛び込みでやってくる業者の方に玄関で「園長先生お願いします」と何度言われたことか・・・。その都度、恐縮し頭をさげる業者の方々の表情を見られるのもおもしろかったのですが、「変な園長」ということが伝わってしまったのか、この頃はそんなことがないのが寂しいほどです。だからと言って急にスーツにネクタイというスタイルに変えることは・・・。といったわけで結局毎年同じようなことが繰り返されるということになります。
 さて、今日は大河原町内(隣接する柴田町も)の入学式が行われました。例年であれば5歳児で担任をしてくれた先生たちと手分けして入学をお祝いしに行っていたのですがコロナウイルスの影響があり伺うことができませんでした。それも影響したのか入学式を終えた卒園児(新入園児)たちが大勢ランドセルを背負って顔を見せに来てくれました。その姿に担任だったN先生もR先生はもちろん、つい先日まで一緒に遊んでいた子どもたちが大喜び、大歓声をあげ歓迎していました。仙台市内の小学校に入学するH君の入学式も今日同様、素晴らしいお天気の下行われることをみんなで祈っています。
2020年04月09日(木) No.2778 (園長日記)

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