Diary

泣きたい!?


先日の入園式の時、「困った時、悲しくなった時、痛い時、寂しくなった時、そんな時には泣いていいよ。」という話をしたのですが、新入園児の登園初日となった今日、多くの子どもたちが約束通り泣きながら過ごすことになりました。1歳児の保育室では新入園児の泣く姿に影響され進級児までが泣き出してしまい、先生たちは大混乱となったようです。この大混乱、慣らし保育中はもちろん、しばらく続くことが予想されるので、先生たちの方が泣きたいと思っているかもしれません。一方、4・5歳児は今年度初の礼拝を守りましたが、4歳児はと組に入園したRちゃんは別な施設での保育経験があるためか、泣く事もなく初めての礼拝でも他の子どもたちと変わることなくしっかり椅子に座り話を聞いてくれました。ところが、担任のR先生は、僕が先日まで担任をしていた子どもたち(卒園児)のことも祈ったことで、卒園した子どもたちのことを思い出し泣きそうだったということを夕方保育を終え職員室に戻ってきて涙を流しながら話してくれました。卒園式後ことあるごとに寂しさが募り泣いているR先生に担任してもらった子どもたちは幸せです。そして、この4月から担任をしてもらうことになった子どもたちにも同様の愛情を注いでくれることでしょう。
 さて、園庭の桜が満開となり空を薄いピンク色に染めてくれていますが、今日は結構な風が吹き、砂埃や落ち葉を巻き上げていました。その風は夕方になっても収まらなかったのですが、そんな中、田んぼの先生(Hさん)が田んぼを耕運機で耕しているのを見つけた5歳児は「お〜い!Hさ〜ん」「今度は僕たち(私たち)だからよろしくお願いします」とご挨拶していました。Hさんもこの日を楽しみにした下さっている事もありニコニコしながら「わかった!13日だから忘れないでね!」と応えてくださいました。
 話は変わりますが、風の影響で電車のダイアがお幅に乱れてしまい帰宅する電車を大河原駅のホームで1時間以上待つことになりました。風と寒さを凌ぐために改札前で待っている方もいたようですが、コロナウイルスのことを考えると寒くともホームの方がリスクが少ないと思い頑張ったものの、あまりの寒さに自販機で暖かい飲み物を買い求めることになりました。春がきたとは言え、まだまだ朝夕は寒さを感じることがあるを痛感させられました。
2020年04月06日(月) No.2775 (園長日記)

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