Diary

継承


新年度が始まりたった二日目ですが、新のぞみ組・めぐみ組になった5歳児、新あい組・はと組になった4歳児の様子を見ていると先日卒園した子どもたちがしていたことをしっかりと継承し遊んでいることがわかります。その一つは、4歳児の女の子たちが桜の木に吊り下げられている丸太を十字型に組まれたブランコで遊ぶ姿です。座ったままでは揺れることがない重いブランコに乗った一人の友達をブランコが振れる両側に分かれ交代しながら押してあげているのです。これまでは先生たちに押してもらっていたような気がするのですが、今日の様子を見て卒園した子どもたちが楽しそうに遊ぶ姿をしっかりと目に焼きつけ、習得していたことが伝わってきました。また、二人のA君は畑で見つけた虫(彼らはミミズと言っていましたが似てるものの別な虫)を観察していたところ、虫がもがくように動き始めました。その時、数字の6や8のようなに見える形になると「6だ」「8だ」と大喜びしていました。園庭の桜が咲き揃い始めましたが、これからどんどん暖かくなると様々な虫たちも活動を始めます。保育園の虫博士だったT君の跡を誰が継いでくれるか楽しみです。  さて、話は変わりますが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことから政府は各世帯に布製マスクを2枚づつ配布するといいます。このことに対し、「なぜ2枚なの」、「どうして今頃?」と多くの方が疑問を持たれているようです。医療関係者の保護者やご家族が消防署に勤務する職員に話を聞くとどちらもマスク不足に悩まされているとのこと。各世帯に2枚のマスクを配布することを全て否定するものではありませんが、しっかりと優先順位を見極めた対応をして欲しいものです。
2020年04月02日(木) No.2773 (園長日記)

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