Diary

今日も笑顔と笑い声が溢れました!


江戸の情緒と昭和の郷愁が入り混じる観光名所、東京「浅草」いつもならば海外からの観光客で賑わっていますが、新型コロナウイルスの影響でさぞかし閑散としていることでしょう。この浅草のシンボル「雷門」の辺りには観光案内のために人力車が待機していて鯔背な引き手がお客様を楽しませてくれます。そんな浅草のように、保育園の園庭ではオンボロのリヤカーが走り始め、それに乗車希望の子どもたちが車掌車の前の丸太に腰掛け、引き手である5歳児めぐみ組のK君を待ち園庭観光に大喜びしていました。このリヤカー最初は僕が薪運びのために使っていたのですが「乗りた〜い」と言う子がいたので数回に分けて乗せてあげたのが運の尽き!?どんどんお客さんが増え始め、このままでは体力が持たないことは明らかになったので重量はあるものの一度に大勢乗せられる大きなリヤカーも登場させ子どもたちを乗せてあげたものの体力の衰えを痛感させられました。ところがK君を始め、のぞみ組のR君たちは3・4歳児のお客さんを乗せて何度も周遊しているのですからさすがです。それだけではありません。園庭で人遊びした後、のぞみ組のN先生と山登りを始め頂上まで登り、登ったところと別なところから降りてきたと思いきや、今度はズボンが汚れることやお尻が痛くなることなど気にすることなく斜面を滑り降りる遊びを始め、ついには滑りやすいようにとN先生が準備してくれたゴミ袋を履いて滑り始めることになったのですが、それがまるでおむつのようで、作ってあげたN先生も周りにいた子どもたちからも大笑いが溢れました。そのほかにも、4歳児がランチルームの椅子やテーブルを移動し大掃除をしてくれたり、昨日、育ちすぎた野菜やマルチシートの処分がされた畑では2歳児の子どもたちがミミズ探しに夢中になっていました。4月、新年度が始まると泣きながら過ごす新入園児がいるのでこんな風にのんびりと過ごせるのは不可能となることは明らか。そんな意味からも今日は先生たちにとっても子どもたちにとっても本当に充実した1日になったことでしょう。
2020年03月27日(金) No.2769 (園長日記)

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