Diary

頼もしい次世代


3月に入り、就学・進級に向け、進級するクラスで過ごしたり、クラス替えを意識して過ごすなど様々な取り組みが行われています。5歳児が就学後を考えお昼寝をしない日を設けていますが、2歳児は来月から保育室が1階から2階へ移るだけでなく、午前中のおやつがなくなるなど大きく保育環境と生活習慣が変化するためこれまでより早い時間から外遊びをするなどしています。そんな2歳児ほし組のA君、T君、Mちゃんが今朝薪割りをしていることろへ「園長先生、おはよう!何してるの?」とやってきました。「暖炉に燃やす薪を作っているんだよ」と返事をし作業を続けると興味津々で薪割り見ていた、3人が「お手伝いしたい」と言って割れた(割った)薪を一輪車に積む手伝いを始めてくれました。本当は玄関前に積んである薪を割る予定だったのですが、あまりにも楽しそうで生き生きと作業する姿を見ると、まだまだ積載することができるまま園庭を離れるのは気の毒と思い、車掌車の中にストックしておいた薪を運んでもらうために貨車の中から3人が待つところへ「はい!お願いします」と割っておいた薪を運ぶと「はい。これはA君のね」「これはT君の」と言った具合にMちゃんがその場を仕切ってくれるのです。何事にも積極的なほし組の男の子たちには、12月にも斧で薪を割る経験をし、割った薪を運ぶ手伝いをしてもらいましたが、今日のような頼もしい助っ人がいれば、これまで一生懸命手伝ってくれた5歳児の子どもたちが卒園しても安心です。今年度は本当に暖かい冬だったことと、いただいた薪がケヤキや桜、クヌギ、くりといった薪として最適な木だったこともあり底をつくことなく春を迎えられました。それどころか、来年度のストックとして残しておくことができそうです。それにもかかわらず、4歳児あい組のK君のお父さんのお知り合いから薪をいただけそう。なんと有難いことか・・・。改めて保育園が多くの方々に支えられていることを認識させられます。
2020年03月17日(火) No.2762 (園長日記)

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