Diary

溢れる感情は・・・


新型コロナウイルスの影響で全国各地の学校などで卒業式が中止になる中、保育園の卒園式は本日、誰一人欠席することなく予定通り無事に執り行うことができました。それも卒園児の保護者の皆様はもとより、在園児の保護者の皆様が感染拡大防止と卒園式を行うことができるようにとの思いから保育園からのお願いやご協力を受け入れてくださったお陰と感謝いたします。昨日の春を思わせる陽気から一転、今日は冬に逆戻りしたような寒い一日となりましたが、いつもとは違う、晴れの舞台にぴったりの装いで登園してきた子どもたちはいつになく緊張気味でしたが、喜びに満ち溢れていました。例年の卒園式であれば園庭も駐車場として開放しなければならないほど車が一杯になりますが、今年は参加者に人数制限を設けたころで園庭を駐車場として開放することもなくホールのスペースも余裕ができました。一方でおじいちゃん・おばあちゃんにご参加いただけなかったことが本当に心苦しく、残念でなりません。そんな中、お泊まり保育のテーマとなった「ロボットカミイ」の主人公カミイに来賓として式に参列(着席)してもらい、コロナウイルスの影響で重苦しくなっている雰囲気を少し和らげてくれました。証書授与も役員の方々のご配慮により今年も例年通り一人ひとりに証書を渡し握手することをお許しいただき感無量でした。東日本大震災から9年が過ぎ、今日ようやく常磐線が全線再開となり喜ばしい一方、どうしても3.11と重なるところがあり、とても複雑な思いがある卒園式でしたが、記憶に残る卒園式となりました。証書授与の際、今年もハープの生演奏による讃美歌のBGMを奏でてくださったIさん、お祝いのメッセージを送ってくださった皆さんに感謝いたします。卒園式を終えても保育終了日まで登園してくる子どもたちがほとんどですが、これからも神様に守られ、多くの方々に愛されて大きくなることを心からお祈りいたします。式にご参加くださった皆様、家庭保育にご協力くださった保護者の皆様ありがとうございました。最後に担任のN先生、R先生、職員の一人ひとりにも感謝します。
2020年03月14日(土) No.2760 (園長日記)

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