Diary

念願かなって!


一昨日、病欠が2人、自己都合での欠席が5人、合計してもたった7人しか欠席がいないというのにのぞみ組は皆出席となったのが年間通してたった数日しかなかったため全員揃った集合写真がありませんでした。担任のN先生は卒園式が迫っているのに卒園記念の味噌に貼るパッケージ用の集合写真がないことにどうしようか困っていましたが、今日ようやく全員が皆出席となり青空の下、園庭中央のケヤキのところと築山の上で念願の写真を撮ることができました。午後、その中からどの写真を使うか相談していた時のことです。僕が撮影した写真をパソコンで見てながら「これいいんじゃない!?」と候補に上がった写真を見ていたN先生が急に笑い始めました。一体何があったのかと思いきや、まさに集合写真の中央に0歳児ひかり組の男の子がカメラ目線で写っているではありませんか。あまりにも自然過ぎて、まるで間違い探し。そのため全く気がつかなかったのですが、のぞみ組の子どもたちの顔を拡大して見てみると明らかにその子の存在に気づいているであろう笑顔の男の子たちの姿が写っているのです。しかし注意することもなく、一緒に写真に入ってもらっている。そんなことが感じられる写真になりましたが、そんなところが何だか我が園の子どもたちの良さのように思えて嬉しいやら可笑しいやら・・・。もしN先生が異変!?に気付くことがなければそのままパッケージに貼り付けられていた可能性もありましたが、それは実現できませんでした。一方、めぐみ組の中に体調を崩す子どもたちが増え、卒園式前の最後の式の最終リハーサルに全員参加することができず、また、もし全員揃ったら集合写真の取り直しも考えていたのですがそれも残念ながら実現することができませんでしたが、当日は全員揃って卒園式を迎えられることを願うものです。そうそう、リハーサルが終わり、ちょっとしたハプニングがありホールが大騒ぎになりました。そんな中、4歳児あい組のKちゃんが担任のS先生に5歳児のぞみ組のR君とのツーショット写真を撮ってもらっていました。聞くところによると、KちゃんはR君のことが好きだということで卒園前に記念の写真を撮ってもらっていたとのこと。Kちゃんにとってこれが「初恋」なのかもしれません。あい組にも男の子たちがいるのですが、Kちゃんのお眼鏡にかなった存在はいなかったのでしょうか?そして、悔しがる男の子はいなかったのか気になりました。
 さて、のぞみ組・めぐみ組の子どもたちの卒園を祝い、祝電やお手紙が届いたいましたが、今日最終リハーサルをしている時、昨年はと組の時に担任をしてくださっていたC先生から素敵なお花が届いていました。そのことに喜んだK君は昨日の給食の時同様、「C先生に会いたい」と泣いていたそうです。そして、そのお花を皆さんに見ていただきたく玄関ホールに飾ったところ、5歳児の保護者の方々の多くが気づき、お子さんとお花を一緒にカメラに収める姿がありました。中には「このお花だけで泣いてしまいました」とい方もいました。できることなら式にお見えいただき成長した姿を見てもらえると良かったのですが・・・。きっと式当日は子どもたちのことを思いながら祈りを献げてくれることでしょう。C先生本当にありがとうございました。
2020年03月12日(木) No.2758 (園長日記)

No. PASS