Diary

fifty━fifty


今日は3月3日「ひな祭り」、栄養士のY先生は季節感や文化を伝えるということを給食でも大切に考えてくれていることもあり。今日は春を実感できる菜の花な度が散りばめられた色鮮やかなちらし寿司が提供されました。今年度も残すところ1ヶ月を切ってしまいました。5歳児の子どもたちにとってはこんな「ひな祭り」に合わせた給食が食べられるのも最後となりました。そして日課の当番活動(出欠の確認と検食を運ぶ)を覚えてもらうため4歳児を引き連れて引き継ぎをしてくれています。今日はめぐみ組のSちゃんとRちゃんがはと組のRちゃんとY君と一緒に各クラスをまわり出欠の確認をしていましたが、Sちゃんは用紙を挟んだバインダーを器用に頭に載せて歩いているのでその姿に驚いたのか、呆れたのかRちゃんもY君も不思議そうに見ていました。このようなことを通し5歳児は小学校へ就学することを意識していくことになります。また以前も書きましたが就学後の生活時間を少しずつ意識しお昼寝をしない日を設けていますが、まだまだ長く続いている習慣が抜けないのか、今日はのぞみ組のSちゃんとRちゃんが睡魔に敵わずみんなが嬉しそうに遊んでいる中、薄暗い保育室を占領し爆睡していました。こんな姿もありますが、特にこの1年間の成長を見ていると何も心配することなく安心して学校へ送り出せると思う一方、お昼寝をしないで生活することにもまだ不安な部分もあり安心と不安がfifty━fifty!そして子どもたちも卒園し就学できることが嬉しいと思うのと、卒園するのは寂しいと思う気持ちがfifty━fiftyなのかも知れません。
 さて、記録的な暖冬となったこともあり、今年は桜の開花が早いことが予想されていました。一目千本桜で有名な白石川河川敷で開催される「桜まつり」は今年も大勢の見物客で賑わうと思っていましたが、今朝の地元紙で、新型コロナウィルス の感染拡大を受け中止になったことが大きく掲載されていました。先月には「一目千本桜」にちなんだお花見弁当の発表やスイーツの発表会のことがニュースや新聞に出ていましたが、コロナウィルス の影響で開催できるかどうかfifty━fiftyだと思っていたものの、正式にお祭り中止が決定したことにより、お花見弁当も例年であればこの時期あちこちに貼られ開催を知らせるポスターも使われることがなく日の目を見ないままとなってしまうのでしょう。それはとても残念であり、準備を進めて来た方々の苦労を思うと気の毒でなりませんが、今年もいつもと変わることなく綺麗な桜が咲き沢山の方々の目と心を満たしてくれることを願うものです。
2020年03月03日(火) No.2751 (園長日記)

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