Diary

もう限界!?


自宅から仙台駅まで10分少々の道のりの中でS、F、L、Mといったコンビニが6店舗(同じチェーンのコンビニが数百メートルと離れない近距離で営業しているところも・・・)、その他にも某大手スーパーなどがあります。コンビニエンス・ストアという名の通りコンビニエンス(便利)でなければならないのでしょう、ATMや宅急便、公共料金の支払いなどサービスの拡充に伴い業務が増える一方、人手不足の中で、24時間365日休むことなく営業することの大変さは容易に想像出来ます。そのために限界を感じて24時間営業をやめる店舗(オーナー)に納得出来ます。それでも保育園と大河原駅までの途中にコンビニが開店するために従業員が募集されていることに驚きを覚えます。同様にファミリーレストランでも24時間営業に限界を感じ深夜営業を行わない店舗が出て来ているようです。コンビニの利用頻度が本当に低い僕にとって、コンビニがそのものがこんなに必要なのか、24時間営業することが求められているのか考えてしまいます。そしてコンビニやファミレスと同じように(もしかするとそれ以上に)保育の現場でも人材不足が大きな問題になっています。少子高齢化が進む中、一時的とも言える待機児童解消のために保育施設が作られた一方、そこに勤める保育者を確保するために奪い合いのようなことが起こっています。そんなことなど知る由もない子どもたちは梅の蕾が膨らんできている園庭で今日も元気いっぱい楽しそうに遊んでいました。このまま少子化が進めばいずれ保育施設も淘汰する・されるという事実が訪れることは間違いありません。保護者の皆さんがお子さんを保育園に預け安心してお仕事に出かけることができ、また、子どもたちの屈託のない笑顔や歓声が途切れることがないよう、淘汰されることがない園でありたいと思います。
2020年02月21日(金) No.2745 (園長日記)

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