Diary

面白〜い


先週5歳児めぐみ組と4歳児ひつじ組の子どもたちと大河原公園(白石川の河川敷)へ出かけ、白鳥たちに餌をあげてからちょうど一週間、今日は4歳児あい組と2歳児つき組の子どもたちと出掛けました。子どもたちは持ってきてくれたパンやお米を持って嬉しそうにバスに乗り込みましたが、先生たちは「このところの暖かさの影響で白鳥たちが北帰行してしまい、一羽もいなかったらどうしよう・・・?」と心配でなりません。しかし、子どもたちの願いが通じたようで念願の白鳥たちが旅立つことなく川面を泳いでいるのが見えました。その様子に子どもたちは大喜びしバスを降りました。すると餌をもらえるということを察した白鳥とカモがだんだん近づいてきます。その姿に興奮気味の子どもたちは白鳥が近づくのが待ちきれず持参したパンを豆まきをするかのようにめくらめっぽう投げ入れられた餌は当然のごとくそうめん流しのように川下へ流れて行ってしまいます。こんなところに5歳児との成長の差を感じながらパンの行方を見ていると、先週と違いカモメがほとんどいなかったこともあり、別な白鳥とカモたちが待ち構えていたかのように誰にも邪魔されることなく悠々と餌を食べていました。実はカモメがいなくて喜んだのは悠々と餌を食べていた白鳥をカモだけではなく、カモメが苦手というあい組のS先生!表情からほっとした様子が伝わって来ました。一方、あい組のK君は鳥たちが美味しそうにパンを食べる様子からなのか、まだ10時半になっていないというのに「お腹すいた」と言い出すのですから笑ってしまいました。そうそう、あい組のS君はお母さんに公園に来てくれるように(待ち合わせ)約束していたようで、子どもたちがバスから降りた頃、約束通りお母さんがお見えになり、ほんのわずかでしたが一緒の時間を楽しむことができました。餌をあげた後、バスにも食事をさせてあげるため、子どもたちを乗せたままガソリンスタンドに立ち寄り給油をしました。普段こんな珍客が訪れることがないだけでなく「室内用にお使いください」と貸してくださったタオルを子どもたちに回し窓拭きを手伝ってもらうのですから給油をしてくれたスタンドマンがとても照れ臭そうに作業をしていました。  さて、白鳥を見に出かける時、5歳児のぞみ組の子どもたちが園庭でドッジボールをしていたのですが、その隣でE君とH君がタイヤで遊んでいます。そしてE君が自分たちの身長よりはるかに高く重ねたタイヤの中に入り、時折顔を出すのです。その姿がまるで「◯髭◯機◯髪」か「モグラ叩きゲーム」か「ス◯パ◯マ◯オ」のよう。いつもこんな風に遊びを考えだす子どもたちの発想の豊かさに感心させられました。また、給油を終え園に戻ると園庭に大きなア◯パ◯マ◯の絵とのぞみ組の文字が描(書かれて)かれていたことからも、楽しく遊んでいたであろうことが伝わって来ました。夕方1歳児クラスではうみ組のY君がスカーを履いて楽しそうに遊んでいましたが、大人はそんな子どもたちのためにどんな環境が必要か常に考えることの大切さをも感じました。  作ってからずいぶん時間が経ち腐食が進んでいた車掌車の隣にある廃材と薪用の木材で作った砦のような建物を今朝30〜40分の時間で修理しましたが、慌ただしいものの楽しくて夢中になれました。材料と道具があれば車掌車も直したいところです。
2020年02月20日(木) No.2744 (園長日記)

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