Diary

春の足音が・・・。


今日も春を思わせる暖かい陽気になり、子どもたちは日中ジャンパーを脱いで遊んでいました。ところが、九州ではこの時期になって今季一番の強い寒気の影響で熊本や大分、福岡で初雪を観測したというのです。福岡での初雪は平年に比べて約2か月遅く、過去最も遅い記録を111年ぶりに更新したというのですからビックリです。日本海側に比べると雪が少ない地域とはいえ、日本の北に位置する東北で雪が降っていないのに九州や四国、西日本で雪が降っているのですから、雪に慣れていない方々、スタッドレスタイヤを装着していないであろう運転手さんたちはさぞかし大慌てしていることでしょう。一方、雪がほとんど降らない地域の子どもたちにとっては、空から宝物が降ってきたようなもの。東北の子どもたちと何も変わることなく、口を広げて空を見上げ、雪の味を楽しんだり、すぐに融けてしまうであろう雪をかき集めたりして遊んでいることでしょう。
 さて、今週水曜日には二十四節気の一つ「雨水」を迎えることになります。この時期から雪が雨に変わり雪解けが始まるという日で、春の気配が一層感じられるようになります。この「雨水」にひな人形を飾ると良縁につながるという言い伝えがあるようで、保育園でも毎年この日に4・5歳児が中心となり先生たちと飾りつけをしてくれますが、それに間に合うように僕はひな壇の準備をしなければなりません。ところが、年に一度だけ、しかも年代物ということもあり毎年四苦八苦しながらの作業となってしまいます。それでも何とか組み立てることが出来たので後は先生たちと子どもたちに飾りつけをお任せしようと思います。
2020年02月17日(月) No.2741 (園長日記)

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