Diary


朝のことです。4歳児あい組のHちゃんが僕のところに駆け寄って来て興奮気味に「園長先生、あのね、昨日保育園の夢見たんだよ」「あっちの方にはやさしいキリンさん、あその森のところには優しいゴリラ、そして、そのとなりに優しいおサルさんがいたんだ。でもね、職員室の方には怖いマンボウがいて〜、それから、M先生と園長先生も出てきて〜」と園庭のあちことを指さし夢で見た映像をしっかりと伝えてくれるのです。怖いマンボウは、青色で頭には赤い輪っかが付いていて、黒い糸に繋がっているとカラー映像を鮮明に覚えているというのです。最近とんと夢など見ない上、見たとしても内容など直ぐに忘れてしまう僕にはHちゃんの記憶力に只々驚かされました。せっかくなのでどんな夢だったのか教えてもらいたく画用紙を渡し絵を描いてもらうことにしたのですが、午後に「どう、絵出来上がった?」と聞いてみると、今日一日では完成に至らなかったようで「明日には出来上がると思うよ!」との返事が返ってきたので、どんな出来上がりになっているか楽しみに待ってみようと思います。  さて、旧園舎時代に購入し、頑張って組み上げたピザ釜。このところ全くもって使われることなく園庭のオブジェのようになっていますが、時々子どもたちがごっこ遊びに使い、石ころや枝や砂が入れられています。そんなピザ釜の上に沢山の砂が掛けられていたので釜の中も一緒に掃除をしていると、4歳児ひつじ組のA君とKちゃんがやって来て「園長先生、何してるの?お手伝いしたい」といって手で砂を払ってくれるのです。そこで「じゃあ、ほうき持ってきて手伝ってくれる?」と尋ねると「うん!」と返事をしたかと思ったら、ほうきが置いてある玄関に向かって一目散し、ほうきを持って嬉しそうに帰ってきて早速、手伝いを始めてくれました。その姿がまるで「Pizzaiolo(ピザ職人)」のように見えました。そんな姿から釜をしっかりと掃除し、子どもたちと一緒に薪を使って美味しいpizzaを焼いて食べたい!そう思いました。  話しが一転しますが、朝、電車から見える朝日が日に日に強くなっているように感じます。今週は気温が上がる日が多いようですが、今日も日中とても暖かくなりました。明日は5歳児めぐみ組と4歳児ひつじ組の子どもたちをバスに乗せて白鳥を見に行く予定ですが、この暖かさで北帰行が早まり、カモとカモメだけなんてことがないといいのですが・・・。
2020年02月12日(水) No.2738 (園長日記)

No. PASS