Diary

見たい!見せたい!


今日は5歳児にとって保育園生活最後の保育参観の日でした。子どもたちはこの日を楽しみに話し合いを重ね、「あんなこと」や「こんなこと」をしたい、「見せたい」「見てもらいたい」とプログラムを考えていたこともありホールや保育室、園庭で嬉しそうに過ごしていました。参加してくださった保護者の皆さんも子どもたちの思いを受けとめて下さり、ご自分のお子さんの成長を喜ぶだけでなく、クラスのお子さんの成長に目を向け自分の子どものように喜び合い、応援したり励ましてくれたりしていました。また、これまでの園生活の思い出やお子さんの成長が走馬灯の様に巡ったのでしょう、子どもたちの歌声に涙を流す方もいたようです。そんな保護者の方々と一緒に過ごす子どもたちの様子を見て感じたことは、どちらのクラスの子どもたちも一人ひとりが心身ともに個性豊かでたくましく育ってくれた・育っていることでした。長い子どもは6年間もの長い間、短い子どもたちは1年間という短い時間保育園に通ってくれましたが、その間、担任はもちろん沢山の先生たちが子どもたちの気持ちや行動に寄り添ってくれた結果が今日の子どもたちの姿に表れているように思います。これから卒園式まで1ヶ月以上あるので更なる成長、思い出を作りができるよう関わり、喜んで小学校へ就学してもらえるように過ごしていきたいものです。 
 さて、子どもたちがクラスでクッキングする際、時々買い物に出掛ける大河原駅の近くのスーパーマーケットの近くにあった自動車整備工場が取り壊され更地になったと思ったら、先週からショベルカーやブルドーザーなどの重機が運び込まれ整地作業が始められました。その中には見たこともない大きな重機が地ならしをしていたのですが、その様子を見て保育園にいる多くの「働く車好き」の子どもたちの顔が頭に浮かび「ここに連れてきてあげたら喜ぶだろうなあ」「見せてあげたいなあ」そう思いました。しかし、人力で作業していたら何日もかかるであろう作業が重機で行うと1週間もかからずあっという間に平らになり、見せたい!と思った重機は既になくなっていました。ある先生からの情報によるとここにはコンビニができるのだとか・・・。もし今後見慣れない重機が活躍するようなことがあれば子どもたちをバスに乗せ見にいきたいと思います。
2020年01月24日(金) No.2723 (園長日記)

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