Diary

あったか!


数日前のことです。3歳児ひつじ組のM先生が「園長先生、金曜日K先生のお誕生日なのですが、子どもたちと一緒にお祝いしに行きたいのですがどうですか?」と声をかけられました。K先生は悩みに悩んだ末、年度途中で退職することになってしまったのですが、もし、退職することなく一緒に働いていたならば給食の時間にみんなで「♪Happy –Birthday」を歌い、お祝いしていたと思います。M先生はそんなK先生の誕生日を忘れることなく子どもたちに伝え、一緒にお祝いしに行くことを提案してくれたようなのですが、子どもたちは当然その提案を大喜びで受け入れお手紙を届けにいくことが実現することとなりました。昨日からこの日を楽しみにしていたA君を筆頭に子どもたちは嬉しくて朝から落ち着かなかった様子。ところが、いつもなら園庭にいる園長が今日に限って軽トラで薪運びをしていていないことに心配し探し回っていたというのですから何とも可愛らしい限りです。出発時間になり、バスが走り出すとニコニコしながら「バスっていいね」と会話を交わし大喜び。そして、ついに念願のK先生とご対面となった時、子どもたちは嬉しいものの久しぶりだったということもあるのでしょう。どう接するべきか考えていたのか、少し間があってからK先生の腕の中へ飛び込んで行きました。こんな子どもたちの様子にK先生も感激したのか涙を浮かべていましたが、M先生の配慮、子どもたちの喜ぶ姿、そして突然の訪問を快く受け入れてくれたK先生を思うと胸が熱くなりました。子どもたちはプレゼントの絵やお手紙を渡し、反対にプレゼントをもらうと満足したのか「またね!」と挨拶を交わしバスに乗り込み園に戻ることになりましたが、途中、園庭にはない遊具、園庭のケヤキをは比較にならない見事なケヤキの木のある公園で遊ぶこともできたので今日は大満足だったことでしょう。プレゼントの絵といえば、今朝、角田光の子保育園のあい組の子どもたちから、「クリスマスの時、衣装を貸してくれてありがとう」という思いが込められた大きなお手紙が届きました。ほんのわずかな交流しかできていないにも関わらず、こんな風な素敵なメッセージが届けられほっこりしました。
 さて、この1週間は連日何かしらのハプニングが起きているのですが、ひつじ組の子どもたちと公園で遊び園に戻ってから第二光の子保育園に出かけなければならなかったのですが、玄関を出た時、右足に何か温かさを感じました。その温かさは幼い時、お漏らしをして慌てて飛び起きた時か抱っこしていた赤ちゃんに漏らされた(かけられた)おしっこの温もりの様な感覚なのです。突然の出来事に一体何が起きたのか全く理解できず、遂にお漏らしをしたことに気づかなくなってしまったのかなどが頭の中を駆け巡りました。しかし、粗相をしたのではないことは確信できたので何が原因で温かさを感じているのか冷静に考えました。原因はリュックの中に入れてあったボトルから暖かい紅茶がこぼれ出し、カバンから溢れズボンに伝っていたことでした。幸いお尻の部分は濡れることは免れたため、粗相した様には思われないことに胸を撫で下ろしたのですが、リュックの中に入れたあった書類やノート、それを入れていた布製のバッグが紅茶で染まってしまうことになってしまいました。以前も同じ様なことがあったので、今度からはカバンに入れる前に漏れないかどうかしっかり確認しようと思いました。
2020年01月23日(木) No.2722 (園長日記)

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