Diary

奮闘ならぬ奮冬!?


天気予報通り昨晩から降った雪で今年初の積雪となり仙台市内はすっかり雪化粧となりました。そんな時でも大河原は意外と雪が少ないことが多いので、高をくくっていつも通りの電車で出勤しました。ところが、いつもならば大河原に近づくにつれて少なくなっていく雪が今朝は変わらないどころか多いくらいの印象なのです。駅に到着し、園まで向かう道路は融けかかった雪がそのままの状態。そんな水分をたっぷり含んだ雪を結構なスピードでまき散らしながら車が走って行くのですからたまったもんじゃありません。それでも転ぶことも水浸しになることもなく園に到着すると、有り難いことに早番の先生を含め複数の先生たちが既に歩道や駐車場の雪かきを始めてくれていました。しかし、前述の通り今日の雪は水分を含んでいてとても重いこともあり、午前中の保育に必要な体力を雪かきだけで奪われてしまいそう。そこで、歩道の部分だけ雪かきをしてもらい、あとは軽トラックを使い除雪作業をおこないました。送迎の方々の車の出入りもあり、思うように作業が進まず時間がかかってしまうこともありましたが今年初めての除雪作業を終えることが出来ました。一方、子どもたちは初めての積雪に喜び園庭に出て、そりをしたり、雪を投げたり、転がして雪だるま作りに挑戦したり・・・。そして、いつものごとく美味しそうに雪を食べる子どもたちが大勢見られました。しかし、雨が降り出したこともありあっという間に園内に戻っていくことになりました。ところが、室内では室内なりに楽しく過ごしていて、3歳児ひつじ組の子どもたちはランチルームに集まり暖炉で餅ピザ作りをしていました。その様子を2歳児ほし組のA君やH君が興味津々でのぞき込む様子が見られるなど、自然な形での異年齢交流ができていたように思います。明日は今日のように雪が積もることはないと思いますが、今朝のように慌てて軽トラの準備をすることがないように今日はスノープラウを付けたまま退勤・帰宅することにしました。そうそう、給食の時間ランチルームへ行った時、フェンス越しに行ったり来たりしながら雪かき作業を見ていた4歳児あい組のK君(ローマ兵)が「園長先生、雪かきお疲れ様」と声をかけてくれました。「ありがとう!」でないところがK君らしくて大好きです。こんな声をかけてもらえると疲れも感じなくなり、「次、雪が降った時も頑張ろう!」そう思えてしまうのですから不思議です。
2020年01月08日(水) No.2712 (園長日記)

No. PASS