Diary

新しい年に向けて


昨日に引き続き、子どもたちは先生たちと一緒に新しい年を迎えるために保育室の掃除をしていました。2階の保育室前の廊下にはテーブルや椅子はもちろん、おもちゃなどなどありとあらゆるものが運び出され年度末の3月末に新年度の準備をしているかのような光景・様相が広がっていました。ところが、その中には普段あまり見かけることがない、先生たちの私物も置かれているのです。中でも5歳児のぞみ組のN先生の財産は驚く量で、子どもたちにまで「荷物ありすぎじゃない!?」と言われたとか・・・。どうして普段あまり目にすることがない荷物がこんなにあるのかと言えば、各保育室にある、布団を片付けておくための押し入れの中にあるフリースペースに保育に使う絵本などの教材が片付けてあり、その秘密のスペースから運び出された荷物がたくさん置いてあったという訳です。普段、このような大掃除をすることが難しい保育現場において昨日今日の掃除の時間は本当に貴重な時間です。荷物が全て運び出され、水拭きが済んだ保育室は、主任のY先生の活躍もあり、すっかりピカピカになり、お昼寝後には荷物が運び込まれ、新年を迎える準備が整いました。
 そうかと思えば、昨日・今日と降った雨で園庭にできた水たまりは子どもたちの格好の遊び場となり、5歳児は履いていたスニーカーを長靴に履き替え泥や水たまりの感触を楽しんでいました。一方、2歳児ほし組の子どもたちも泥んこになって遊んだようで、汚れた服やズボンを担任のN先生が一生懸命水洗いしていました。一方、僕は、荷物置き場と化してきていた医務室の片づけを主任のY先生と事務のOさんにお願いし、園外保育やゴミ捨てに頑張ってくれたバスと軽トラの洗車、そして、水垢や苔で汚れていたゲートを高圧洗浄機で掃除し、新年を前にスッキリ出来ました。とは言え、明日土曜日も保育があり、そのために出勤してくれる先生方がいます。そして、年末年始であっても医療関係者や警察消防など私たちの安心安全を守るために勤務なさっている方々もおられます。そんな方々に感謝し、お休みを過ごしたいと思います。この一年、保育園の運営・行事などにご理解・ご協力くださった保護者の皆様、また、保育園に関わってくださっている多くの方々に感謝いたします。お休みの間も事故や怪我、感染症などの気を付けお過ごしください。そして、良い新年をお迎えください。
2019年12月27日(金) No.2708 (園長日記)

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