Diary

時には必要なこと!


新聞やニュースでご存知かと思いますが、来年4月から改正児童虐待防止法施行されることを受け厚生労働省が「体罰」を子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為(罰)と定義し、その例として「長時間の正座」「夕飯を与えない」など5つを挙げ、しつけとの違いを明確にしました。もちろん、保育園では定義された5つの行為がなされることはありません。しかし、子どもたちの誤った行為・行動、乱暴な言葉遣いが見られた時には、普段ニコニコしている先生が怖い顔で話さなければならないこともあります。今日の給食後には、玄関ホールの階段の所で5歳児のぞみ組のN先生がいつもと違う表情で子どもと向かい合い話しをしていましたが、いつも笑顔の先生が時に怖い顔で真剣に話すことにより、自分の言動がどうだったか伝わるものです。そんな意味からも普段の笑顔がいかに大切か再認識しました。
 さて、ニュースや天気予報によると北海道や東北の日本海側などは気圧の谷と寒波の影響で雪が降り風が強まるとのこと。そんな予報を表すように、いつもならば園庭や車窓から見える蔵王が今日は雲に覆われ全く見えませんでした。ということは、蔵王を越えた山形側は雪が降っていること間違いなし。これから冬が進むと山形側に雪が降っていても蔵王があるお陰で宮城県側は山形県ほど雪が降らず、山形側の空がどんよりとした灰色の空でも宮城県側の空は青空が見えることも特別なことではありません。その代わり山形の子どもたちは雪遊びを満喫できる季節を迎え、雲に覆われた蔵王の山頂ではこれからスノーモンスター(樹氷)が形作られていくことでしょう。交通が麻痺するような大雪になることは困りますが冬の間にある程度の積雪があることで夏、水に欠くことなく過ごすことができます。苦手な辛い寒い冬も必要な季節であることを肝に銘じ過ごさなければ・・・。
2019年12月04日(水) No.2691 (園長日記)

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