Diary

お味は?!


昨日の暖かさから一転、今朝はとても寒い朝となりましたが、その寒さと風の無さは今日のやきいもにはぴったり!そんな好条件の中、予定通り園庭でやきいもをしました。毎年、思いの外焼けるのに時間がかかるため、今年は春先に選定して乾燥させていた木や枝を朝のうちに園庭に運び、いつでも火を付けられるよう準備をしておきました。それが功を奏したようで煙がモクモクすることもなく勢いよく燃え始めたのですが、乾燥しすぎていたこともあるのでしょう次々に枝を加えるものの、あっという間に燃えてしまい給食を食べる時間になっても先生たちが代わる代わる園庭に出て火の番をすることになってしまうなど、結局、例年と変わらない結果となってしまいました。それでも、自分たちが拾い集めた枝や落ち葉を使い時間をかけ焼き上げたサツマイモはきっと美味しかったことでしょう。
 さて、こんなやきいも作りと並行して1歳児そら組うみ組の子どもたちと先生たちが畑で数Kgには育ったであるだろう白菜を収穫して漬物作りの準備をしていました。この頃家庭で白菜を漬けることなど減っているでしょうから、子どもたちにとって良い経験となると思います。そして、子どもたち同様に漬物作りを経験したことがない先生たちも多いかと思いますので、収穫した白菜を切りそれを日に干すという光景が新鮮に感じたことでしょう。明後日には5歳児が羽釜を使いご飯炊きを行いますが、干し柿作りややきいも、白菜の漬物作りなど全てが文化の継承を含め大切な経験だと思います。たとえ、お味がいまいちだったとしても・・・。
2019年11月26日(火) No.2684 (園長日記)

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