Diary

水曜日はスイスイスイ⁉


園庭から見える蔵王、昨日までは雪化粧していなかった白石蔵王スキー場のゲレンデに雪が積もったことが今朝はっきりわかりました。夕刊や夜のニュースによると、青森や弘前、横手市、蔵王を越えた山形市でも雪が積もったことが伝えられていましたが、今日保育園に吹いた風の冷たさは蔵王から吹き下ろす風だったと思います。こんな様子から保育園に雪が舞うのも間も無くでしょう。一方、彩りがなくなってきたので冬を越す花の苗を買い求め園庭に植えようと思いながら実現できず時間が過ぎてしまっていますが、今日のような寒さを考えると時間的にリミットとなりそうで心配です。ところが、そんな彩りのない園庭に気付いてくださったのか、今朝、2歳児ほし組のS君のお母さんが綺麗なコスモスを持ってきて下さいました。これまでも紫陽花やひまわりなど季節のお花を届けてくださっているのですが、今朝いただいたコスモスをほし組の子どもたちが赤紫蘇が植えてあったタイヤの花壇に植えてくれたことで園庭が明るくなり子どもたちはもとより、ミツバチが早速寄ってきて蜜を集めていました。S君のお母さんありがとうございました。
 さて、話が一転しますが、皆さん「ウンジャラゲ」と言う歌をご存知でしょうか?よほどご機嫌だったのでしょう、4歳児あい組のK君が「♪月曜日は ウンジャラゲ 火曜日は ハンジャラゲ 水曜日は スイスイスイ 木曜日は モーリモリ 金曜日は キンキラキン 土曜日は ギンギラギンのギンギラギンの ギンギラギンのギン 日曜日は ランラ ランラ ランラン!ウンジャラゲのハンジャラゲ スイスイスイのモーリモリ キンキラキンのギンギラギン ランラ ランランで一週間」と歌いながら僕のところにやってきました。1969年に発売されたというこの歌をK君が振り付け付きで口ずさんでいることにびっくりし「ねえK君どうしてこの歌知ってるの?」と聞いてみました。すると「お父さんに教えてもらった!」と言うのです。お父さんととは言えどどう考えてもこの曲がヒットした時には生まれていないはず。しかし、K君のお父さんの明るさを思い浮かべると妙に納得でき、二人で歌いながら踊っている姿とそんな2人の様子を苦笑いしながら見ているであろうお母さんの姿が目に浮かび可笑しくなりました。K君が今後も懐かしの曲を口ずさみながらやってきてくれることを期待したいと思います。そして、今日、とても楽しそうな子どもたちの姿を見ました。それは今日の夕方の保育の時間のこと、ランチルームの薪ストーブに薪を入れようとランチルームに行った際、1歳児そら組のRちゃんとK君がままごとで使うボールを被って嬉しそうにしているのです。一体何をしているのかと思いきや遅番を担当してくれていたひかり組のM先生が「お誕生日ごっこしているんです」と教えてくれました。そうです、ままごと用のボールは2人にとって素敵な冠そのものだったのです。しかし、大変失礼な表現ですが、僕にはユダヤ人が被る帽子か西遊記に登場する沙悟浄のように見えてなりませんでした。そんなことを知る由もない2人、冠(ボール)を被りご満悦でした。
2019年11月20日(水) No.2679 (園長日記)

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