Diary

嬉しそう!


結構な風が吹く中、5歳児めぐみ組のR君が何かを入れた大きなゴミ袋をサンタクロースのように担いで園庭を歩いています。きっと先日掘ってきた❝さつまいも❞を使ってやきいも作りをするために落ち葉を集めてきたのだろうと思い「R君何運んでるの?」と聞いてみました。すると、わざわざ僕のところまで近づいてきて袋を見せながら嬉しそうに「えっ!? 木の枝とか燃えそうなもの!」と教えてくれたので「そっか、やきいもするんだ!?」と話すと「違うよ!ご飯炊くの!」と言うのです。どうやら、やきいも作りより先に、田植えや稲刈りでお世話になった田んぼの先生(Hさん)が以前届けて下さった❝ひとめぼれ❞を21日木曜日炊いて食べるために必要な燃料を確保していたというのです。確かにR君が担いでいる透き通った袋の中にはご飯を炊くのに手頃な枝や木の皮が入っているのがわかりました。こんなことが出来るのも、暑い夏、お泊り保育でご飯を炊いた経験から、どんな枝がぴったりか(必要か)理解していること、そして、どれだけご飯炊きが楽しみなのかが表情から伝わってきました。ところが、Hさんのスケジュールが変更になり、ご飯炊きは来週に延期になったとのこと・・・。それでも嬉しいことは楽しみにしながら待つことができることと思いますし、来週までもう少し燃料集めが出来るとポジティブに考えてくれることでしょう。
 話は一転しますが、今日の午後のおやつは「豆腐入りごま団子」でした。僕も検食でいただきましたが、豆腐が入っていることがわからないもののとても柔らかく美味しく食べることができました。子どもたちの多くがお団子が好きなのでしょう。お皿に配膳された団子をあっという間に食べ終え、嬉しそうにお代わりをしていた3歳児ひつじ組のA君のひげが生えたような口元が、いかにおやつが美味しかったかを物語っていました。
2019年11月19日(火) No.2678 (園長日記)

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