Diary

この時期になると・・・。


今日は合同避難訓練の日。いつもであれば発災時間を職員会議で確認しておくのですが今回は午前中とは伝えてあるものの何時に発災しアナウンスが入るかは子どもたちにも先生たちにも伝えられていません。そのため、今日も子どもたちはいつもと変わることなく園庭で遊んでいましたが、10時30分、何の前触れもなく「地震です!地震です!」と言う主任のY先生の声が園舎内外に響きました。僕も子どもたちと同じように外に出て、砂場のところで2歳児ほし組の子どもたちに見守ってもらいながら竹を切っていたのですが、発災時間になっていたことを忘れるほど夢中で作業をしていたこともあり、Y先生の声に、子どもたち以上に思わず「うわあ」と声を出して反応してしまいました。そして「近くの先生のところに集まり〜」アナウンスが続きます。子どもたちはその指示に従い、遊びを中断し近くの先生たちのところに集まり頭を守りながらその場にしゃがみます。すると、今度は揺れが治ったことが伝えられ、中断していた遊びが再開します。ところが、程なくして、今度は地震によって火事が発生したため、隣接する体育館の駐車場のところにある桜の木まで逃げるようにと言うアナウンスが入ります。そのため、またしても遊びを中断し、桜の木を目指して避難することになるのですが、春先の避難訓練であれば泣き声があちこちから響いてきていましたが、この時期になると泣き声も響くことなく整然と避難できるようになり、成長を感じます。また、今日は災害時を想定し、給食もおにぎりと豚汁というメニューで5歳児はラップによそってもらったご飯を自分たちでおにぎりにして食べる経験をしましたが、それも特別感たっぷりで喜んで食べていました。一方、0歳児は普段食べている保育室からバルコニーにテーブルを移動し、日を浴びながら給食を食べて(食べさせてもらって)いましたが、ご飯粒や豚汁の具や汁が顔や手、服に付けながら美味しそうに食べていました。そんな子どもたちと日々一緒に食事をしている先生たちの苦労が伝わってきました。(感謝)
2019年11月01日(金) No.2667 (園長日記)

No. PASS