Diary

まさか!


今朝起きて一番驚いたこと、それは沖縄のシンボル「首里城」が真っ赤な炎に包まれているという信じることができない衝撃的なニュースでした。燃え盛る火を目の前にしていてもどうすることもできず立ち尽くす住民たちが姿がこの事実の重大さ、悲しみ、喪失感を物語っていたように感じました。今後、現場検証などが進められ火事の原因が明らかになっていくのでしょうが、時間がかかっても青空に映えるあの朱色の建物が再建されることを願わずにいられません。  さて、今日は町内4つの保育所の5歳児の交流を図るため今年も「世代交流いきいきプラザ」で交流会が行われました。昨年は「ヒップホップ」を踊ることがテーマでしたが、今年は「リトミック」を行うとのこと。このテーマを聞いた時、大学時代、必修授業でリトミックをさせられた(させてもらった)時の嫌な思い出が蘇り、「まさか!?」あの時と同じように頭と体を動かすの?どうしよう!と思ったのですが、リトミックをする前に、素敵な絵本を二冊も読み聞かせてもらい、その後にはフルートの繊細な音色でミュージカルでお馴染みの「Tomorrow」と「パプリカ」を聞かせてもらいパプリカの時には踊り出すくらい大喜び!そして、ついに「リトミック」となったのですが、意外や意外、学生時代のそれとは全く違い、子どもたちでもできる内容に、実は心の中で「良かった」と思ったのでした。 このように、いきいきプラザでの交流を終え、のぞみ組の子どもたちをバスに乗せ保育園に戻る時、数人の女の子たちが「ねえ、園長先生、今日一緒に給食食べたい」と言うので「いいよ!じゃあ、R先生にお話しして『いいよ』って言われたらおいで」と返事をして子どもたちを降ろし、めぐみ組の子どもたちを迎えに行き、園に戻ったときには既にのぞみ組の子どもたちは給食を食べ始めていました。この調子だと今日は諦めたかと思いきや、僕が戻ってくるのを待つために、おかずのひじきを一本ずつ食べていたと言うのですから驚きでした。それでも半分くらいは食べ終わっていましたが、3人の子どもたちと一緒に職員室で給食を食べることができました。クラスのみんなと食べたほうがおいしいと思うのですが僕と一緒に食べたいと言ってもらえるとは嬉しい限りです。 長くなりましたが、朝方寒かったので暖炉に火を入れたのですが、日中思いの外気温が上がり、火が消えても寒く感じることはありませんでした。しかし、先生たちは子どもたちと一緒に焚きつけに使うための杉っ葉拾いに出かけてくれたようで、大きなゴミ袋に入れられた杉っ葉が暖炉の前に置かれていました。 ※今日は多くの子どもたちと先生たち、そして数人の保護者の方が「おめでとうございます」と誕生日を祝ってくれましたが、めぐみ組のRちゃんが午後のおやつの頃、「園長先生はいあげる」と描いた絵を持って職員室へやってきました。その絵は今日を象徴するかのようにハロウィンに欠かせないカボチャなどが描かれていました。
2019年10月31日(木) No.2666 (園長日記)

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