Diary

そんなことはない!


今朝のことです。5歳児めぐみ組のK君が「ねえ、園長先生、W君ってダディって二人いるんだね!?昨日迎えにきてたもんね」と話しかけてきました。これを聞いてK君が何故こんなことを言ってきたかピンときました。それは、W君だけでなく、保育園の多くの子どもたちから「ダディ」と話しかけられるW君のお父さんが日本に遊びに来たお友達と一緒にW君をお迎えに来てくれたからなのです。ドイツ人の友達が以前、日本人と中国人と韓国人はみんな同じに見えると言っていましたが、僕も欧米人を見てもどこの国の方かなど分からないように、K君の目にはダディそっくりの人がいると感じたことを「ダディが二人いる」と表現したと思うのですが、それがとても面白くて、今朝W君を送ってきたダディにK君が話していたことを伝えると、「そんなことはない!一人だけ」と言って笑っていました。ラグビーワールドカップが日本で開催されているため海外から大勢の外国人が来ていますが、来年、オリンピック・パラリンピックが行われるときには比較にならないくらいの外国人がやってくること間違いなし。そして、今、保育園にいる子どもたちが大人になった頃には身近に外国人がいることは自然なことになるでしょうが、その頃にはK君も外国人の違いを見分けられるようになっていることでしょう。
2019年10月29日(火) No.2664 (園長日記)

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