Diary

時代が変わっても


2000年(平成12年)に「ハッピーマンデー制度」が導入され、10月の第2月曜日に変わるまで、今日10月10日は「体育の日」でした。この日ほ、晴れの特異日と言われるほど天気が良い日が多く、小学校を始め、乳幼児施設などでも運動会が開催されたものです。そんな晴れの特異日を表すかのように今日も曇ひとつない晴天、まさに秋晴れ。そんな空を見ていると、週末開催予定の「遊ぼう会」の日が台風の影響で大雨が降るという天気予報が信じられません。ところが、子どもたちは我々大人と違い、天気予報を気にすることよりも、もし雨が降っても小学校の体育館で遊ぼう会ができることを楽しみに今日も遊んでいるように感じました。しかし、我々はできることならば、清々しい青空の元で開催したいという思いがあり、気分だけでも晴天時の遊ぼう会を感じてもらえるようにとの願いを込め園庭に手作りの万国旗を張りました。すると、たった一本だけ旗が張られただけで、普段の園庭と雰囲気が一転し、モチベーションが上がった子どもたちは嬉しそうに旗を眺めながら、いつも以上に元気に遊んでいました。我々も子どもたちのように気持ちを切り替え、体育館でも楽しく過ごせることを期待し、準備をしようと思います。余談になりますが、2020年(令和2年)だけは、東京オリンピック・パラリンピック特措法で、2020年東京オリンピック開会式の7月24日(金曜日)に変更されるそうです。そして、10月10日は偶然にも土曜日!来年度はその日に遊ぼう会を予定するといいのかもしれません。
 さて、昨日職員室前にある階段から「じゃんけんぽん」「あいこでしょ。あいこでしょ」「やった〜!『グリコ』」と言う声が聞こえてきました。その会話から、階段で何をしているか見ることなくわかりました。時代が平成から令和に変わった今でも昭和の遊びが廃れることなく、子どもたちに引き継がれていることがわかり、なんだかほのぼのとした気持ちになりました。そして昨日の朝、乗っていた危険を知られる電車が緊急停車し、あるところで4分ほど停車したのですが、緊急停車する時と安全確認が済み発車する際、「安全が確認できましたので発車します。揺れますので、お立ちになっているお客様は手すりかつり革につかまってください」と言う車掌さんのアナウンスが入りました。このアナウンスを聞き、これまでも思っていたことですが、今の電車は園庭にある車掌車が走っていた時代と違い、つり革と言っても素材は皮ではなくなっているのに名称は「つり革」。面白いものです。そう言う僕も下駄など履いてくる先生や子どもがいないのに靴箱を下駄箱と言っているのですが・・・。
2019年10月10日(木) No.2649 (園長日記)

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