Diary
末っ子成功型
研修二日目、学んだというか、気付かされたこと。それは、物語の多くは悲しさ・貧しさといったマイナスから始まることが多く、最後はプラスで終わること。また、「やまなしもぎ」などに象徴されるように昔話は「末っ子成功型」と言える内容が多いということでした。これまで意識することはありませんでしたが、そのようなことで子どもたちが話の中に入り込むことをグリムなどの童話作家は知っていて作品を作っていたとすれば驚きでしかありません。藤本先生は、身体を育てるためには食べ物が必要であるように、子どもを育てるには言葉と物語が必要で、そのことによって「心を育てる」、そして、良い絵本とは、子どもと共に大人も楽しめるものとおっしゃっていました。近年、様々な絵本が出版されていますが、今一度、子どもたちに与えてあげる良い絵本とはどんな絵本なのか先生たちと考えてみたいと思いました。絵本とは、子どもが生まれて初めて出会う文学であり芸術ともおっしゃっていましたので。
さて、お盆が近づき帰省が始まっているようで、普段なら保育園から自宅まで車で帰るのに1時間程度で到着するのに、今日は1時間半かかりました。明日から数日間お休みするという子どもたちから「おじいちゃん・おばあちゃんのところに行くんだ」という声が聞かれました。みなさん事故や怪我に気をつけて楽しいお休みを過ごしてください。
2019年08月09日(金)
No.2614
(園長日記)
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