Diary


昨日の夜、N組・M組の子どもたちは今日のお泊り保育がお天気に恵まれることを信じ、願い、祈りながら眠りについたことと思います。もちろんのこと、保護者の方々も先生たちも同様のことを信じ、願い、祈りながら眠ったことと思いますが、僕を含め多くの方々が大雨になることはなかったとしても、外での活動が少々難しい空模様になると思っていたことでしょう。ところが、今朝起きてすぐにバルコニーから外を見ると、驚いたことに、雨は降っていないのです。そして天気予報も「雨」ではなく「曇り」の一日になると知らせているではありませんか。その時点で「今日は迷うことなく外でのプログラムで活動できる」と確信し園に向かうことにしました。するとどうでしょう、8時を過ぎたころから曇っていた空が少しづつ明るくなり、ついには青空が望めるような天気になったのです。これには、担任の先生たちはもちろんのこと、5歳児以外の保護者の方、そして多くの先生たちが「雨でなくてよかったですね」と自分たちのことのように喜んでくれるのです。お天気になったということだけでも涙がで出そうなくらい嬉しくて仕方がなかったのに、そんな一言一言でぐっとくるものがありました。子どもたちはもちろんのこと朝からハイテンションでニコニコ!そして、予定通り、園バスと電車に分かれ目的地である岩沼市の公園に出かけました。保育園にはない遊具、そして広い森と池に大喜びしながら、グループに分かれて宝探しを始めたのですが、よほど楽しそうに見えたのでしょう。子どもたちの中に、公園に遊びに来ていた2・3歳児くらいの女の子が違和感なく加わっているのです。お子さんのそんな様子にお母さんも目を細めていました。そして念願の宝を発見した時の喜び様は動画で収めておけば良かったと思わされるほどでした。そして不思議なことに宝を見つけ、楽しみだったお弁当を食べ始めた途端、それまで降っていなかった突然雨が降り出しました。幸い広げたブルーシートの半分ほどを覆う屋根があったため、N組・M組ともお弁当も身体も濡れることなく食べることが出来ました。お天気になったことも奇跡的のように思っていましたが、お弁当を食べはじめた途端に降ってくる雨、そして、屋根がかかっていたお陰で困ることはなかったというのも奇跡的だったように感じました。それもこれも神さまが守ってくれたと感謝したのですが、子どもたちは今年のお泊り保育の遊びのテーマとなった「ロボットカミイ」が影響していて「神さまのおかげ」といっても「カミイ様のおかげに」なることが可笑しくなりました。
 子どもたちは暑い中、遊び、夕食の準備やキャンプファイヤーの準備、夜のお楽しみである、先生たちの劇や花火、プールでの露天風呂えを満喫し、ハープの生伴奏をBGMにして誰一人涙を流すことなく眠りにつくことが出来ました。明日の朝子どもたち、そして先生たちと一緒に園に泊まってくれてる先生たちみんなが元気に目覚めてくれることを祈ります。
2019年07月19日(金) No.2598 (園長日記)

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