Diary

働き方改革


学校の先生も夏休みをしっかり取って―。文部科学省は13日までに、夏休み期間中に長期間の学校閉庁日を設けるなどして教員の休日を確保するよう、全国の都道府県教育委員会などに通知した。合わせて、夏休みに研修などを積極的に行うよう求めた過去の通知を廃止する異例の措置も実施し、長時間労働が深刻な教員の働き方改革を進めたい考えだ。これは、夏休みに学校閉庁日との見出しで文科省が教員の働き方改革について通知を出したことを知らせる13日土曜日の夕刊の一面記事です。ということは、裏を返せば学校の先生方はしっかりとお休みが取れていなということでしょう。では保育園の先生たちはしっかりお休みが取れているでしょうか・・・?仕事の内容が違うので比較できるものでも、比較するものではありませんが、保育所は施設の性質上、子どもたちのための施設でありながら、働く保護者の方々のためにあるため、日曜・祝日以外のお休みは年末年始だけということになり、第一光の子保育園も同様に日曜・祝日以外のお休みは年末年始だけということになります。一方、認可保育所であっても中には日曜・祝日も保育していたり、病児・病後児保育をしている施設もあります。保育園の園長にさせていただき10年以上過ぎますが、保育制度の変革には驚くことばかりです。また、それ以上に今年度は特に園長としての資質の無さを痛感させられる日々です。しかし、先生たちが支えてくれているからこそ10年以上も園長として勤めてられていることも痛感しています。2017年に改定、2018年4月に『幼稚園教育要領』『保育所保育指針』『幼保連携型認定こども園教育・保育要領」の3法令が同時に改訂されましたが、これまでは幼稚園教育要領が改定された翌年に保育所保育指針が改定されてきました。今回の文科省の働き方改革の通知が幼稚園にどのような影響を与えるのか、そして、今後、厚労省がどのような判断をし、保育所にどのような影響があるのか見守っていきたいと思います。先生たちが離職することなく勤めてくれることを祈りながら・・・。
2019年07月17日(水) No.2596 (園長日記)

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