Diary

はい。間違いありません


よほど天気が悪いか、クラスで何か予定が入っていない限り掃除をしている僕を毎朝探してくれて「あっいた、いた」とか「園長先生おはよう」と言いながら駆け寄ってきて介護!?をしてくれる4歳児A組のK君とK君。一体何が楽しいのか分かりませんが、今朝もいつもと変わらず「お〜いK君!園長先生いたよ〜!」と声をかけながら駆け寄ってきました。そんな二人の姿に嬉しくなりながら、動物園のゴリラにでもなったような気分を味わう毎日を過ごしています。そんな、K・M君はなぜかこのところ「ねえ、園長先生って、◯◯◯◯◯◯園長先生って名前なんでしょ?」と尋ねてきます。そこで「はい!そうです」と返事をするのですが、しばらくするとまたしても「園長先生って、◯◯◯◯◯◯園長先生って名前なんでしょ?」とフルネームで僕を呼ぶのです。名前に「た」と「け」が多いことが気になっているのかも知れませんが、その真相は・・・?
 さて、掃除を終え日課である放射線量の計測を始めると今度は計測時間にかかる15分間、ずっと側にいて、着てきた服の絵柄についてなどの話を始めます。その服にはよく乗り物の絵柄が描かれていてることもあり乗り物の話になるのですが、その中に知っているアルファベットがあったりすると「あっこれは『C』だ」「こっちは『A』だ」と話が変わっていきます。数日前には、近くにいた同じA組のT君が、会話に加わり、お笑いタレントの影響で多くの子どもたちが知ったアルファベットを手で作り「これはTだよ」と言ったかと思うと3人揃って「T・T・TTT」と足踏みしながら踊り始めるではありませんか。それは、僕の名前のアルファベットそのもの。そんなことを知らずに踊っている3人の姿がとても可笑しかったです。そうかと思うと、乗り物好きのこの二人(中でも車に詳しく)子どもたちを乗せてくる保護者の方々の車を遠くから見ながら「あっ、ホ◯ダ、◯ボ◯ク◯だ」「あれはエ◯テ◯マだ」「W君のダ◯ィのア◯デ◯きたよ」と車種を話題に話に花を咲かせています。そして驚いたことに、車種だけでなく複数のタイヤのメーカーを知っていて、フェンス越しに止まっている車のタイヤを眺め「これはブ◯ジ◯ト◯」「こっちはD◯N◯O◯」「これはY◯K◯H◯M◯」「これはピ◯リ」「これはミ◯ュ◯ン」と国産・外国産問わず言い当てているのにはびっくりです。さて、明日の朝も「いたいた」とゴリラを探しにやってくるでしょうか!?朝がやってくるのが楽しみです。
2019年07月10日(水) No.2591 (園長日記)

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