Diary

疑ってごめんなさい!?


余程天気が悪く外に出られない日以外は毎日のように生き物探しに興じている5歳児の男の子たち。今朝もN組のH君が「園長先生、虫取り網貸して」と職員室へやってきたので、「はいよ!使い終わったら戻しにきてね」とお願いし貸してあげたのですが、しばらくすると、網を持ったH君が「ねえ、園長先生早くきて!いつもの草のところにヘビが出た」と慌てた様子でやってきました。しかしH君はとてもユニークで「・・・えっ?どういうこと?」と思えるような質問をしてきたり、子どもらしい発言に笑わせられたりするので、きっと今日も見間違えかH君ワールドなのだろう、いつもの草のところってどこだろうと思いながら案内されるがままついて行ってみました。すると、「ほら!ここにいるでしょう」と指差すところを見てみると、そこには確かにアオダイショウがいるではありませんか。しかし、子どもたちと一緒に近づいているにも関わらず動こうとしないので、不思議に思いながら「ねえH君、ちょっと虫取り網貸して!」とお願いし、逃げられないように網で押さえてみたところ、すでに死んでいたアオダイショウの歯が網にちょうどいい具合に引っ掛かりヘビが釣れたのですから子どもたちは大騒ぎ!僕もビックリ!そんなヘビをみんなに見せるべく園庭をウロウロしたのですが、多くの子どもたち・先生たちがすぐさま「キャー」と悲鳴をあげていましたが、中には目の前にぶら下がったヘビが現れてもしばらくは何が起きているのか理解できないらしく、じっくりヘビを眺めたかと思ったら、しばし間があり大慌てで逃げ出す姿が見られました。それにしても、H君はよく草の中で死んでいたヘビを見つけたなあと思う一方、あのヘビはなぜ園庭で死んでいたのか謎で仕方がありませんでした。最後にH君、「ねえ、園長先生早くきて!いつもの草のところにヘビが出た」と報告に来てくれた言葉を少し疑ってしまっていたこと許してください。
2019年07月01日(月) No.2584 (園長日記)

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