Diary

気を引き締めて


しばらくぶりにドキッとさせられた昨夜の緊急地震速報。その影響でドキドキしてゆっくり眠ることができなかった方も多かったのではないでしょうか?東日本大震災を経験しているからなのでしょう、緊急地震速報の音が鳴っただけで当時のことが頭をよぎり、仕事の手を止め身構えていました。一方、結構な揺れだったこともあり、役場から緊急招集などの連絡があれば直ぐに園に向かおうと覚悟したのですが、そのようなこともなく朝を迎えることができました。今回の震源地は、これまであまり聞いたことがない山形県沖ということに驚きでしたが、自然災害はいつどこで起きるかわからないということ、日本海側ではあまり地震は起きないとか、津波は起きないといった固定観念を持ったり、根拠のない噂を信じないことの大切さを再認識させられました。
 さて、今日は子どもたちが待ちに待っていた「プール開き」の日でしたが、朝から雨が降るなどハッキリしない空模様だったこともあり、担当の先生たちは外で行うか、ホールで行うかギリギリまで迷いに迷ったものの、子どもたちの思いも汲んで足だけ入水することができるように外で行なってくれました。当初は僕も参加し、子どもたちにお話しをすることになっていたのですが、年に一度の消防署による建物の立ち入り検査と重なったため僕の役を主任のY先生に代わってもらい、検査に立ち会ったため、子どもたちの様子を見ることはできませんでしたが、保育室へ戻ってきた子どもたちの表情から楽しかったことが伝わってきました。しかし、毎年、乳幼児施設で水による事故で尊い命が失う事故が起きていることから入水の際にはしっかりと監視役の職員が付くようにといった様々な通達が届いています。そんなこともあり、昨日は大河原消防署から救命救急士にいらしていただき、心臓マッサージや人工呼吸、心肺蘇生のためのAEDの操作などを指導していただきました。職員の中には僕を含め救命講習を受けている者がいますが、余程がなければ行うことがない、心臓マッサージや人工呼吸、AEDの使用は昨日のように時々指導してもらうことで、あっては欲しくない、いざという時に生きてくると思わされました。まだもうしばらく梅雨が続き本格的な水遊びとはならないことと思いますが、事故や怪我なく過ごせるように祈るものです。
2019年06月19日(水) No.2576 (園長日記)

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