Diary

何だか不思議


仙台に住んでいてもよほどのことがないと僕は利用することがないのが仙台地下鉄と仙台市営バスです。ところが今日はキリスト教保育連盟東北部会の役員会があったため、いつもなら仙台駅まで利用している東北本線を長町駅で降り、地下鉄に乗り換え、会場である幼稚園に向かいました。すると乗り込んだ途端、車内アナウンスに広島県出身のミュージシャンであり俳優のK氏の「ご利用の皆さん、◯川◯司です。リュックを背負ったままだと周りの方がいずいので、前に抱えたり手に持つようにしましょう」と仙台弁を交えてアナウンスが響いてきました。いつだったか、こんなアナウンスが流れているということを聞いたような気がしたのですが、前述の通り地下鉄を利用することはほぼないこともあり、特別この件について気にする事なく過ごしていました。しかし、偶然乗った地下鉄でこのアナウンスを聞いて「あっ、そう言えば以前こんなアナウンスが流されている事、ニュースで言っていたなあ!」とニュースを思い出しました。たった10分程度の乗車だったため、このアナウンスは一度しか聞くことはなかったのですが「いずい」の使い方が何となく違うような気がして、そのことが「いずく」感じました。とは言え「震災の復興に役立ちたい」という思いでアナウンスを引き受けたというK氏の気持ちと広島弁でなく普段使うことはない仙台弁を使っていることが何だか不思議に思えてニヤッとしました。どうやらこのアナウンスは6月30日までの限定期間で仙台市を走るバスや地下鉄聞けるようですが、30日までにバスにも地下鉄にも乗ることはないでしょうから間違いなく今日の経験が最初で最後となるでしょう。興味のある方、K氏のファンのみなさま、ぜひ仙台市営バスまたは地下鉄に乗車してみては如何ですか・・・。
2019年06月17日(月) No.2574 (園長日記)

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