Diary

暑くてもカイロ!? 暑いのはカイロ!?


昨日の寒いくらいの天気から一転、今日は朝から青空が覗き、湿度もなく、清々しい一日となりました。その反対に、日焼けを気にしなければならないほど日差しが強く、気温も上がり、少し動くと汗ばんでしまいました。そのような中でも0歳児や1歳児クラスを担当してくれている先生たちはつきたての餅のようにぐったりとした様子で、安心して身を任せ眠っている子どもたちを抱っこしたりおんぶしたりしながら保育をしてくれているのます。そんな姿を見ていると、寒い冬はカイロのように温かい子どもたちがありがたくとも、これからの季節は、暑い中でカイロを背負っている・抱っこしている状態なのですから、「さぞかし大変だろうなあ、そして、申し訳ない。感謝しなければ・・・。」と思わされます。
 思えば、昨年6月末、OMEP(世界幼児教育・保育機構)の世界大会に参加するため、中東カタール(ドーハ)を経由してチュコ(プラハ)に出かけましたが、ドーハは朝4時前だというのに気温がすでに31℃、湿度が79%、体感温度は39℃、日中の予想最高気温が42℃(体感温度は一体何℃に?)という日本とは質の違う暑さを経験しました。中東ではそんな日が連日続く中でも保育や子育てをしているという事実を考えると驚いてしまいます。昨年は日本でも全国的に異常気象と言えるような猛暑となりました。それでも子どもたちが体調を崩すことの無いように様々な配慮をしながらいつもと変わることなく保育が続けられました。今年の夏は昨年のような暑さにならないように願いますが、冷夏になるのは困ってしまいます。夏らしさを感じられる暑さがやってくることを期待します。前述のように特に夏は暑い毎日が続く中東では使うことなどあろうはずもないカイロ、しかしエジプトでは使われています。何しろ首都がカイロなのですから・・・。暑さが関係しているわけでもないのに、こんなしょうもないことを書いている僕はカイロならぬ回路が壊れていること間違いなし。そして、この文章をお読みになった方々はあまりのくだらなさに寒さを覚え、カイロが必要になったことでしょう。
2019年06月13日(木) No.2572 (園長日記)

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