Diary

梅雨入り前に


先週までは週間天気予報に傘マークはほとんど見られませんでしたが、ここ数日の予報を見ると全国的に雨の予報が目立つようになり、いよいよ雨の季節の到来したことを感じます。宮城県内も昨日の青空は梅雨入り前最後だったとか・・・。そんな予報が当たったらしく、今日は朝から雨が降ったり止んだりしてジメジメした一日でした。この雨を喜んでいるのはこれから園庭のあちこちに現れるであろうカエルと園舎東側の斜面に生えている草たちでしょう。そんなカエルや草たちが喜ぶのとは反対に僕は梅雨入り前に斜面の草刈りや薪作りのために切った木が濡れてしまうことがないように運ぶ作業に必死に取り組まなければなりません。薪用の木は昨日今日と軽トラや一輪車でずいぶん運んだのですが、頑張って切ったつもりでも、積み重ねると思っていた(想像していた)量より少ないような気がするのです。しかし、まだまだ切っていない木があるので梅雨の合間を見て、切ったり割ったり運んだり、草刈りをしたりと様々な作業が続きます。
 今日は斜面や山の草刈り作業をしたのですが、ちょうどその時、先日、男の子の母親になったT先生が事務手続きのため赤ちゃんを連れて保育園に来てくれました。そんなT先生に「どう、お母さん業には慣れた?」と聞いてみると「いえいえまだまだです!」との返事が返ってきました。母親になる前にはプロとして保育園で子どもたちのオムツを交換したり、食事の介助をしたり、寝かせたり、遊んだりしていたのに、我が子の育児となると勝手が違うということに気づき頑張っているということでしょう。現場復帰まではしばらく時間がありますが、母親となって現場復帰するとこれまでのは違った角度から子どもたちを見ることができるようになるだけでなく、母親目線で保育ができることでしょう。期待しながら復帰を楽しみに待っていようと思います。それは僕だけでなく、T先生が保育園に来たことに気づいた子どもたちも同様です。その証拠に、T先生が来たことに気づいた子どもたちが大喜びし、赤ちゃんを見せてもらいに職員室にやってきたことからもわかりました。
 さて、明日は女川町から保育関係者や建築関係者など21名もの方々が保育園を見学にお見えになります。なぜわざわざ県南の大河原町なのか、そしてなぜ第一光の子保育園なのか不思議なのですが、第一光の子保育園の保育、建物、園庭、食育などについてしっかりお伝えしようと思います。
2019年06月07日(金) No.2568 (園長日記)

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