Diary

楽しみがいっぱい


M組のW君R君O君K君がなかなか抜くことが難しい園庭の草の葉を握り、絵本「おおきなかぶ」よろしく草むしりを始めました。しかし柔らかい土の花壇に植えられたちゅうりっぷやスイセンなどの球根とは違い、硬い地面でもしっかりと根を張っている草たちは容易に抜くことができません。それでも5歳児ともなると結構な力があるため、引っ張ると根を張っている部分の地面が少し持ち上がりひびが入ります。すると何としても抜こうという執念と意地が芽生えるらしく、手や指、枝などありとあらゆるものを駆使しひびの入った地面を掘るなどして再チャレンジを始めます。そんな子どもたちの思いと執念が通じ抜けた草の根にはたくさんの土がついています。その草はまるで、先日の田植えの時の苗の束の様!「なんだかこの前の田植えの苗みたいだね」と声をかけると「本当だ!」と声をあげ、一層草むしりに熱が入り次々に作業が始まりまりました。そんな様子を見ていると、改めて子どもたちの遊びの発想の豊かさをもい知らされました。
 さて、数日前に見つけた(気づいた)正門近くの桜の木にできた(作られていた)キツツキの巣のことです。きっと穴を開けただけで実際には使われていないと思っていたのですが、今朝掃除をしながらどうなったか様子を見てみると、なんと丸く開けられた入り口に柔らかそうな羽毛が付いているのです。そして穴の中で何かが動いていることがわかりました。そうです。どうやら穴の中では子育てが行われている様なのです。その真相を知るために、脚立を持ってきて巣を覗きたい思いもあるのですが、そのことで子育てを止めてしまうようなことがあっては大変!枝を切ることも覗くこともぐっと我慢し観察を続けたいと思います。
 話は変わりますが、今日・明日二日間、キリスト教保育連盟東北部会の総会研修会が秋保を会場に開催されます。総会では昨年度の事業等の承認や今年度の事業計画案について話し合われます。そして、研修会ではお二人の講師をお迎えしお話を聞かせていただきます。なぜか司会進行の役を担当しなけらばなりませんが、たくさんの先生たちとの交流を深め、研修後には温泉に浸かり心身ともにリフレッシュし、子どもたちの前に立てるようにしたいと思います。
2019年05月31日(金) No.2563 (園長日記)

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