Diary

憧れの存在!?


みなさん、「人は一生のうち3回は動物園に行く機会がある」という言葉を聞いたことがありますか?
1回目は、子どもの頃親に連れられて、2回目は、幼稚園や保育園や小学校の遠足で、3回目は、親になって子どもを連れて・・・。ところが、僕が聞いたことがあるのは1回目と2回目は同じなのですが3回目が親になってではなく、彼氏・彼女ができた時にデートでとです。だとすると、3回ではなく4回は動物園に行く機会があるということになるのかも知れません。しかし、春や秋に遠足に行く機会が多い、保育園や幼稚園の先生、学校の先生たちは4回どころか数えきれないくらい出かけていることになるでしょう。宮城県内であれば、仙台市八木山動物公園ということになりますが、昨夜のニュースや今朝の新聞で、その八木山動物公園で飼育されていた国内最高齢だった推定50歳のオスのゴリラ「ドン」(ニシゴリラ)が亡くなったというニュースが伝えられました。人間に例えると90歳だったとのこと。今年度は遠足の予定もなく、また、ここ数年遠足に同行することがなかったので、機嫌が悪い時に砂やフンを投げる姿やあの大きな背中を見ることができなくなってしまったかと思うと残念でなりません。この悲しいニュースから、10数年前まで勤めていた幼稚園時代、子どもたちが愛情込めて「た◯しゴリラ」と呼んくれていたことを懐かしく思い出しました。「ドン」にとって動物園という限られた環境だけで過ごすことが幸せだったのかどうかはわかりませんが、多くの子どもたちを喜ばせてくれたことは間違いありません。そんな「ドン」に感謝し、冥福を祈ります。
2019年05月21日(火) No.2555 (園長日記)

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