Diary

業界用語!?


いつものように朝の礼拝・打ち合わせを始めるころ、職員室の外(タイヤなどを置いてある職員室のすぐ脇のスペース)から4歳児H組の女の子たちの楽しそうな笑い声が響いてきます。「は〜い!こっち向いて座ってくださ〜い」「お背中はぴ〜ん」というその声(会話)からHちゃんが先生になりその他の子どもたちが生徒になって「ごっこ遊び」をしていることがすぐにわかりました。そんな楽し気な様子をしばらくの間、職員室の中から窺っていたのですが、どのような様子なのかどうしても見てみたくて、職員室を出て覗きに行きました。すると「きゃあ〜!園長先生だ〜」といってクモの子を散らすかのように逃げ出しそうになりました。そこで「どうして逃げるの?楽しそうだから見に来たんだけど・・・!?」と話すと何事もなかったかのように戻って来て、また「は〜い。じゃあ○○しますので」と続きが始まります。僕は「保育園ごっこ」をしているのだと思っていたのですが、聞いてみると「忍者の学校ごっこ」をしていたというのですが、話す内容は全く違っているものの先生役のHちゃんの話し方が担任のM先生そっくりなのです!きっとHちゃんはM先生が大好きでそんなM先生に憧れ、言動をコピーし先生役をしているのだろうと思いました。そんなHちゃんの様子から子どもたちが如何に先生たちの話し方の癖や特徴をよ〜く捉えていることがわかります。また、先生たちは特別意識することも違和感を持つこともないのだと思うのですが「お背中ぴーん」などに象徴されるように保育業界内において、なにかと「お」を付けることと「ぴーん」などの擬音が会話の中で使われていることが多いことに気付かされます。僕は以前の勤務先でそのような習慣がなかったこともあり余程のことがない限り「お」を付けないようにしているものの、某プロ野球チームの名誉監督のように擬音で表現してしまっていることは否めません。ということは、僕も業界人ということなのでしょうか(^^;)・・・!?
2019年04月25日(木) No.2543 (園長日記)

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