Diary

どうして?


何が楽しいのか、何を期待しているのかよくわかりませんが、毎朝外掃除や園庭で作業をしていると誰かしらが必ず「ねえ、園長先生何してるの?」とか「お手伝いない?」と声をかけてきてくれます。それは落ち葉の掃き掃除や草むしり、空き缶捨てという特別なことではないと思っているのですが、逆にそんな作業が子どもたちにとって魅力的に見えるのかも知れません。そこで一人では大変な草むしりをお願いするようなことがあるのですが、これが子どもと侮ることができないほどの戦力となるのです。昨日も特別なことをしていたわけではなかったのですが4・5歳児の子どもたちが0・1歳児の保育室前の園庭を僕を追いかけて歩いていたのですが、2歳児の子どもたちまでが「ハーメルンの笛吹き(グリム童話)」のようにその後を追いかけてくるのでそんな姿を見ていた先生たちが笑っていました。
 そうかと思えば今日などは3歳児の子どもたちが「ねえ、一緒にサッカーしよう」と誘ってくれたり「このボール空まで蹴ってみて」とボールを持った子どもたちが行列ができるのですから不思議でなりません。しかし、こんな風に子どもたちが声をかけてくれるということは保育に関わらせてもらっている者として「幸せ」意外なにものもなく感謝しなければなりません。そのためにも子どもたちのリクエストに応えられる器用さと心のゆとり(度量)を身につけなければ・・・。
2019年04月24日(水) No.2542 (園長日記)

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