Diary

興味津々


今日はイースター礼拝を守るため、ランチルームに全園児が一堂に会しイースター礼拝を守りました。例年、2階のホールで行なっていましたが、未満児が2階に移動するよりも以上児が階下に降りてくる方が子どもたちの負担が少ないということで初めてランチルームを使ったことが良かったようで、未満児の新入園児たちも初めての合同礼拝とは思えないほど落ち着いていたように感じました。そんな新入園児たちの多くが僕が弾くギターを初めて見たようで不思議なものを見つけた時のようにじ〜っと見つめていました。そんなイースター礼拝で僕がお話をした後、先生たちがパソコンを使いスライドショーを子どもたちに見せてあげるように準備をしてくれていたのですが、いざ上映開始となったとき、パソコンのトラブルが発生してしまい大混乱!しかし、そんな想定外のトラブルが発生したとき、誰に指示されたわけでもないのに先生たちが歌を歌ったり手品を見せてくれたり臨機応変に対応してくれたことで子どもたちも飽きることなく時間を過ごすことができました。結局、時間内にトラブルが解消されなかったこともあり給食を食べる時間に見たもらったのですが、そんなところでも先生たちの保育力やチームワークを感じることができて嬉しくなりました。
 さて、午後3時過ぎのことです。3歳児H組Rちゃんのおじいちゃんが僕の方を見ながら突然玄関のガラス窓をノックするので、一体何があったかと思い玄関に行ってみると玄関前に車が止められていて「園長先生、物置から数十年ぶりに五月人形出して持ってきた」とおっしゃるのです。そういえば数週間前「今度五月人形持ってくるから」とおっしゃっていたことを思い出しました。そして、車の中に積んであった年季の入った複数の箱が玄関ホールに運び込まれ、雛人形が飾られていた場所に屏風を背にして甲冑(鎧兜)や刀などを飾ることになったものの、飾るための説明書もなく、また、おじいちゃんも数十年ぶりであること、そして我々職員に至っては初めてのことだったこともあり、どこにどのように飾るのかチンプンカンプンで困ってしまいました。それでもなんとかかんとかそれらしく飾り終えたところ、ついさっきまで何もなかったところに見たこともない気になるものが置かれていたことに興味津々でおやつを食べ終え保育室へ戻る子どもたちのほとんどが雛人形が飾られた時のように飾りの前で足を止め、じ〜っと見ていました。Rちゃんのおじいちゃんのご厚意により5月の連休明けまでお借りしたいと思います。
2019年04月22日(月) No.2540 (園長日記)

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