Diary

原風景


多くの方々の目と心を和ませてくれた園庭の桜、雪と風に耐えながら頑張って咲いていましたが、いよいよ若葉へとその座を譲ることとなってきました。今日はそんな桜の下で今年度初めてのハープコンサートが行われ4・5歳児が贅沢な時間を過ごしました。これまでも春のコンサートは桜の下で行ってもらうことがありましたが、既に散ってしまっていたことがほとんどで、今日のように花が残った上に、天気にも恵まれて暖かく、程よく風が吹く中でのコンサートに奏者のIさんも大喜び!そんなコンサートの様子を地元の新聞社の方に取材に来ていただいたので、いつも以上に気持ちが入っていたのではないでしょうか・・・。幼い時にこんな時間を過ごす経験が映像や音として子どもたちの心の中に原風景として残り、大人になった時や春が訪れる度にふと思い出してくれることにつながるといいのですが・・・。
 そう言えば、昨日、ゴミを処分するためにクリーンセンターまで軽トラックを走らせたとき、スイッチが切られていなかったラジオから讃美歌と分かる聞いたことのある曲が響いてきました。最初の2曲はスウェーデンの曲、そして、その後に流れてきた2曲は「げんこつやまのたぬき」などの作曲者という小森昭宏氏の作曲した「くさのめきのめが」というイースターを祝う曲、もう1曲は名取市にあるS学院大学附属幼稚園の園長などをなさった、菅千代先生(名誉教授)が作詞なさった「どんなにちいさいことりでも」という保育園の子どもたちにも馴染みのある、こどもさんびかが流れてきて朝から気持ちが安らぐとともに前述のコンサート同様に保育園で歌っている讃美歌が子どもたちの心の中に原風景として残っていってくれるといいなあと思いました。

2019年04月18日(木) No.2538 (園長日記)

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