Diary

疲労困憊の一週間!?


4月1日の入園式から二度目の週末を迎えます。新入園児も保育園という初めての環境に慣れるための慣らし保育が終わり、昨日一昨日と長い時間保育園で過ごすようになりました。中にはまだまだ緊張や不安から泣いてしまう子どもたちの姿も見られますが、そんな子どもたちが少しでも安心して過ごせるように先生たちは試行錯誤し関わってくれているため、日に日に笑顔が見られるようになってきています。昨日などは0歳児の保育室に2歳児の子どもたちが遊びにきて、0歳児をあやしてあげるなどする姿が、つい先日まで幼かったと思っていた2歳児が何とも頼もしく、そしてとても和やかでふんわかした空間(保育室)に感じられました。また、1歳児S組のK君・S君兄弟はまだまだ2人だけの世界ということもあり、今週は担任のT先生と一緒に園内のあちこちを探索するかのように歩き回っていました。そんな2人が楽しめるようにダンボールで車(ソリ)のような乗り物を作りランチルームや廊下や職員室をドライブしてみることにしました。ところが、ちょうどその時間、朝のおやつを食べている最中だったにも関わらず、妙な車を持った妙なおじさんが登場したものでおやつどころでなくなり、おやつを食べようとしなくなってしまいました。これは、保育に関わるものとして失格!先生たちにも2人にも申し訳ないことをしたと猛省した次第です。それでも2人だけでなく他の子どもたちもダンボールの車に興味を示してくれたということを聞き、少しホッとさせられました。そのほかにも進級し午前のおやつが無くなったお陰で朝早くから外遊びができるようになった3歳児は、これまで遊びたいと思った時には自分たちより大きなクラスの子どもたちが使っていて使えなかった三輪車などの乗り物で遊べるようになり嬉しそうにしています。ところが、運転手の後ろに友達が立って乗ることができる三輪車に玉切りした丸太を載せて遊んでいたS君はまだ足がペダルに届かないこともあり椅子に座るのではなく椅子を跨ぐように立って地面を必死に蹴って(駆けている)いるので、三輪車というより人力車といったほうがピッタリで可笑しくなってしまいました。そんな僕の思いなど知る由もないS君は、それはそれは満足そうに遊んでいました。こんな姿が見られるのも数ヶ月で、その後は自分でペダルを漕げるようになるでしょうね・・・。
 さて、今週から登校となった新一年生の中には新年度早々の雪、そして、慣れない環境と新しい生活に気持ちが萎えそうになった子もいたことでしょう。そんな保育園の子どもたち、また新一年生も帰宅後は疲れが出て早く眠りにつくようになったと思いますが、それ以上に気を張って保育をしてきた先生たちも疲労困憊だったことでしょう。週末はゆっくり休み、来週またみんんが元気に登園・登校・出勤できますように願い祈ります。
2019年04月12日(金) No.2534 (園長日記)

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