Diary

開幕と閉幕


野球好きの方々にとっては待ちに待ったプロ野球が今日開幕しました。仙台に本拠地を置く「東○楽○ゴ○ル○ン○ー○ル○」の大ファンの職員(今年度から第二光の子保育園勤務)は「今日はナイターなのでちゃんと見られるので試合が楽しみで楽しみで。」とニコニコしていましたが、冬に逆戻りしたような寒さの仙台でナイターだったならお客さんは寒くて仕方がなかったことは間違いなし。しかし、ドーム球場以外は東北でなくても夜はまだまだ寒いはず。もしそんな寒さの中で応援するチームが負けたものなら「ナイター」どころではなく「泣いた」になることでしょう。寒い春から始まり、暑い夏を踏ん張り、秋どのチームが優勝するのでしょうか?何はともあれ選手にとってもファンにとっても長いペナントレースの開幕!秋、第二光の子保育園のT先生が最高の笑顔になりますように・・・!
 さて、そんなワクワクドキドキの開幕と正反対に保育園は今日が保育終了日、今年度の閉幕の日ということになりました。そのため、卒園する子どもたちだけでなく、今年度をもって退職する先生たちにとっては我が園とお別れする寂しい日となりました。そんなこともあり、子どもたちの降園時間は玄関ホールが記念写真を撮影したり、涙を流しながら話し合っったりする様子が続き、さながら会見会場のような雰囲気になっていました。園舎の移転新築、東日本大震災の時に奮闘してくれたC先生は一度こうと決めたらテコでも動かないような頑固さ(いい意味で)をもっていて、震災時僕の制止を聞かず自転車で出勤することもあり「頑固」ならぬ「頑子」って改名したら!?なんていうこともありました。今年度、代休代替としてお休みの先生の代わりに様々なクラスに入ってくれたS先生は時間があれば片付けや掃除をしてくれる綺麗好きで、あちこち綺麗に整理整頓してくれました。口数は決して多くないものの自分の思いをしっかり持ちそれを貫こうとしたM先生。迷彩服のお陰で草が生え茂っている所にいれば見つからないようなサバイバーのT先生は、園庭や斜面の草刈りや車両の洗車、網戸の張り替え、暖炉の火が落ちることのないように薪を入れてくれるなど、僕にとって痒い所に手が届くといった具合の職員でした。いつも笑顔で天真爛漫という四字熟語がぴったりのR先生は第二光の子保育園で実習したにも関わらず第一光の子保育園の園庭の環境が好きで勤務し、遊ぼう会のオープニングセレモニーなどでドラムを担当してくれるなど頑張ってくれました。実家を離れ管理栄養士として新卒で勤めてくれたN先生は新人とは思えない落ち着きと謙虚さを持ちメニュー作成や健康指導など一生懸命仕事をしてくれました。その一人ひとりが保育園の財産であり大切な歯車でした。今日は保育園でのスタッフとしては閉幕となりましたが、反対に新たな幕が開く開幕の日でもあります。同様に小学校での生活が始まる子どもたち・保護者のみなさんにとっても新たな幕が開きます。どうか、このみんなのこれからの人生が神様に守られ幸せであるように願い祈ります。そして、来年度も一緒に働いてくれる職員、新たな歯車として勤務してくれるみなさん、進級・入園してくる子どもたち、保護者のみなさん、どうぞよろしくお願致します。
2019年03月29日(金) No.2524 (園長日記)

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