Diary

交代


今朝、いつものように外で作業をしていると急に「ケーンケーン」というキジの鳴き声が聞こえてきました。これまでも時々鳴き声が聞こえてくることがありましたが、今日のその鳴き声は保育園の敷地内から響いていることは間違いありません。そこで、登園してきた子どもたちにも聞かせてあげたく鳴き声が聞こえてきた方を見回したもののどうしても姿が見えません。するとしばらくして園舎の東側の山の頂上辺りから、またしても「ケーンケーン」という鳴き声が響き、草がガサガサという音を立てて揺れたのですが、その後は鳴き声も姿も見ることができませんでした。こんな風にキジが鳴くことから恋の季節が訪れたことを感じますが、もう少しすると北帰行を始めた白鳥の代わりにツバメがやってくることでしょう。また、園庭を取り囲む桜が日に日に蕾が膨らませ始めてきたのでスギ花粉の飛散量も減り、桜の花へバトンタッチされるのも時間の問題でしょう。冬の間TVのCMで見られていたスタッドレスタイヤのCMもいつの間にか夏タイヤに代わりましたが、保育園の軽トラックもバスも夏タイヤにタイヤ交換を済ませました。そして、来週月曜日には新年度を迎え、新入園児や新しい職員を迎えることになります。今朝の打ち合わせ(職員礼拝)の際、お祈りの担当だった1歳児S組のA先生が卒園・進級する子どもたちや先生たちのことはもちろんのこと、今年度をもって退職する先生たちのために「保育園を離れてもこれまでと変わらず守ってください」という心のこもったお祈りをしてくれました。別れと出会いの時期、寂しさや悲しさがないとは言えませんが、それ以上の新しい出会いや新鮮な風が吹くことを楽しみに新年度を迎えたいと思います。
2019年03月26日(火) No.2521 (園長日記)

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