Diary

This morning!


今朝の出来事です。出勤するためいつもの時間、いつもの車両に乗り出発を待っていると一目でアフリカの方と分かる方が電車に乗り込んできました。すると一人で座っている学生だと思われる若い女性に「sumimasen kore ha(この電車の意) Tatekoshi ni ikimasuka ?」と尋ねています。ところが、突然見ず知らずの外国人に話し掛けられたその女性は驚いたのか「えっ!?」といって困った様子をしています。そこで、その会話が聞こえていたので、つい「yeah!」と頷きながら返事をするとボックスシートに座っていた僕の目の前にその男性が座るのです。仙台駅を出発し、彼が降りたい「館腰駅」まで18分その間ず〜っと黙っているのもどうかと思い簡単な英語でどこから来たのか尋ねてみると「Nigeria!」との返事が返ってきます。良かった何とか通じている。そこでこれまた簡単な英語で「じゃあ日本は寒いですね?」と話してみると、なんと今度は笑顔で「totemo samui!」と日本語で返事が返ってくるではありませんか。その後、しばらく会話はなかったものの、名取駅を出発し間もなく館腰駅に到着するという時に、次が館腰駅である事、そして、日本語がとても上手であることを話すと、ニヤッと笑みを浮かべながら「sukoshi」と、またしても日本語で返事が返ってきました。そして館腰駅に到着すると「thank you!」とお礼を言ってくれたので「良い一日を」と返事を返すと笑顔で電車を降りていきました。彼が電車を降りた後、遠いアフリカの地を離れ日本で何をしているのかなど聞いてみればよかったと後悔しましたが、時すでに遅し・・・。しかし、その前に、しっかりと会話ができるような英語を身につけなければならないのですが・・・。
 一方、人間たちがこの時期、年度末・新年度に向けて引っ越しなどで大忙しであるのと同じように、今朝、子どもたちがまだ誰一人いない園庭では何という鳥なのか、二羽の小鳥たちがチキチキチキチキとさえずりながら枝から枝へ飛び移り、時にはケヤキの木に取り付けてある巣箱を出たり入ったりしています。きっと新しい家族おために家探し・家定めをするのに大忙しなのでしょう。日中は子どもたちが走り回り、歓声が響き渡る園庭は子育て環境として好ましくないのかも知れませんが、ぜひ、あの巣箱がお眼鏡にかない、小鳥たちの子育てがされることを願うものです。
 さて、5歳児の子どもたちにとって全員そろって守ることが出来る礼拝は今日が最後となりました。そんなこともあり、子どもたちは、これまで沢山聖書のお話をして下さったM先生に感謝のプレゼントを渡し、握手をしてから保育室へ戻っていきましたが、そんな子どたちと担任の先生たちの心遣いにM先生は感激し目頭を押さえていました。M先生一年間ありがとうございました。
2019年03月18日(月) No.2516 (園長日記)

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