Diary

良かった!!!


数日前までの天気予報では今日の天気は雨が降ることを伝えていたため、涙雨の卒園式を覚悟し、傘立ての準備、駐車場係のT先生は雨具を着ながらの誘導をイメージしていました。ところが、予報が一転し、昨夜から今朝の天気予報は晴れを知らせてくれています。信じがたい天気の変化は子どもたちの想いなのか、保護者の方々の祈りなのか、担任の先生たちを含めた先生たちの執念だったのか・・・。今日は車で出勤しましたが、園に向かう途中、雪が積もった見事な蔵王の姿が見えて晴れて本当に良かったと思いました。そんなお天気のお陰で玄関前に飾られた「卒園式」の立て看板の前に立ち笑顔で記念撮影をする親子の姿が続いていました。昨日も書きましたが多くの保護者の方々が子どもたちの成長を喜びながらも保育園と「さようなら」するということに寂しさを覚えてくださっていたようで開場を待つ間にすでに涙ぐんでいる方が複数見られました。そんな保護者の方々はもちろん、その他の保護者の皆さんがウルウルするように、子どもたちが入場する前の時間をいただき、これまで撮りためていた写真をまとめたスライドをご覧いただく時間を持ちました。スライドの出来は素人作業でいささかお恥ずかしいものでしたが、BGMの力もあり、気持ちだけは伝わったようで涙しながらご覧になってくださっている方がいたので良かったと胸を撫で下ろしました。このスライド、事前に先生たちにも見てもらったのですが、担任の2人はもちろん、毎年卒園式で涙を流すことで有名な!?2歳児T組のA先生は案の定目頭を押さえていました。
 さて、肝心な卒園式の様子はご来賓の方々が原稿を手にすることなく素敵なお祝いのメッセージを送ってくださいました。そんなお祝いの言葉の意味を子どもたちはしっかりと理解しているからなのか、感受性が豊かだからなのか、M組のSちゃんやYちゃんが式の最中(終盤)に泣き出し、そんな子どもたちの姿に保護者の方々に涙が伝染していきました。何はともあれ、今年も大勢の保護者の皆様、子どもたちに直接関わってくださった来賓の皆様にご臨席いただき、なんとも暖かな第一光の子保育園らしい卒園式を終えることができました。そして、この卒園式のために家庭保育にご協力くださった5歳児クラス以外の保護者の皆さんに感謝いたします。
2019年03月16日(土) No.2515 (園長日記)

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