Diary

大きくなりました!


保育園では年度末のこの時期、ことあるごとに先生たちが目を細めて子どもたちの成長を喜び「大きくなったよねえ!」とか「落ち着いたよね」と嬉しそうに会話する姿が見られます。特に卒園し小学校へ就学する子どもたちの成長に目が行きがちですが、それ以外のクラスの子どもたちも確実に成長し、進級を心待ちにしていることを感じます。自分では「人畜無害」と思っていても0歳児の子どもたちにとっては知らないおじさんでしかない僕は、0歳児の保育室前の廊下を歩いているだけで慌てて担任のことろへ助けを求め逃げって行ったり、泣き出したりしていた子どもたちがいましたが、ようやく笑顔を見せながら「○×△#%&*♭□!」と担任たちは理解できても僕には何を言っているのか分からないような喃語で話しかけてくれる子どもたちがでてきてくれました。また2歳児H組のRちゃんは朝お父さんと登園した時「おはよう!」と声をかけても恥ずかしいのか「・・・・」とほとんど返事が返ってくることがありませんが、今日の帰りお母さんと一緒の時「Rちゃんさようなら!」と声をかけると「さようなら」といってタッチまでしてくれました。また同じ2歳児T組のMちゃんに至っては2年がかりで先日やっと「おはよう!」と「さようなら」を言ってタッチしてくれるようになり、お母さんと「随分時間がかかりましたね」と喜び合うことができました。そして、そんな子どもたちに負けないように大きくなったと言えば、間もなく出産のために休暇に入る1歳児U組のT先生と2歳児H組のR先生のお腹です。二人とも華奢なこともあり、T先生などはしばらくの間、妊婦とは思えなかったのですが、ここにきてどこからどう見ても妊婦と分かるくらいに大きくなったお腹に「大きくなったね!いよいよお母さんだね」と話すことが多くなりました。自分の心臓の他にもう一つ赤ちゃんの心臓が鼓動しているという神秘!女性の偉大さを改めて実感させられます。どうか二人のところに元気な赤ちゃんたちが産まれてきますように!
2019年03月12日(火) No.2511 (園長日記)

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